ブログの運営目的
ビジネスで英語を使って20数年はたらいています。その中で得られた経験が誰かの役に立つのかもしれない。そういう思いで当サイトの運営をしています。
このブログが、少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
英語学習の遍歴
- オンライン英会話
- フィリピン留学(1ヵ月)
- 英会話(グループレッスン)
- SNS(Facebook/Twitter)を使用した勉強法
- 英会話カフェ
- モルモン教会に行く
- 動画視聴(TED、Youtubeなど)
- 番外編:日本語教師ボランティア
自己紹介として、これまでの僕の英語学習の遍歴とその学習方法のメリット・デメリットを紹介します。僕はこれまでにたくさんの勉強法を実践してきましたから。
ここでは僕の経験からなるべくその勉強方法の良い面を語ります。デメリット、悪い面を知ることも大事なのかもしれませんが、そのことで迷っている時間がもったいないと思います。
まずは最初の一歩が大切です。
自分の目的に合わせて、あなたに最初の一歩、行動を起こさせる「琴線に触れる情報」が提供できたら、それに勝る喜びはありません。
オンライン英会話
流行りのオンライン英会話。もちろん、やりましたし現在も実践中です。
オンライン英会話とは、Skypeなどの通話無料ソフトを使ってインターネット上で英会話のレッスンを受ける英会話学習スタイルです。
自分の都合に合わせてレッスンの予約が可能で、しかも場所を選びません。
僕は自宅でレッスンを受けたり、急な残業になった時は会社の会議室で受けたりしてました。通勤の車の中からも受講したことがあります。値段がお手頃なのも魅力です。
「英会話の講師」を選ぶという視点で考えると色々と比較項目が出てきます。例えば「出身地」などがそうです。発音やリスニングの観点から言えばネイティブの講師を選びたくなります。
でも。でも大切なのは「人と人の出会い」だということだと思います。ネイティブだろうとそうでなかろうと相性もあります。
- この講師はすごく熱心に教えてくれるから、その気持ちに応えたい
- この講師とは価値観がすごく似ているから、相談したいことがある
こういう気持ちにさせてくれる講師との出会いが大切です。
「英会話のレッスンを受ける」というよりも「あの人と話したい。伝えたいことがある」その気持ちの方がよっぽど大切です。
講師の中には僕のために予習をしてくれたり、色んな文献を調べたりしてくれる人がいました。そういう講師に出会うと結果的に英会話の実力がついてきます。
僕は現在、QQ Englishというオンライン英会話で勉強をしています。とってもおすすめなのでオンライン英会話で迷っているなら、まずは無料体験をしてみてください。
メリット:英語を話す機会を自由に設定できる
デメリット:講師が「英語の講師としてのプロ」ではないこともある
>>QQ Englishの無料体験レッスンをビジネスマンが受けてみた体験談
フィリピン留学(1ヵ月)
いわゆる語学留学になります。僕は会社の研修の一環で留学をしてきました。
僕は会社に全額支給をしてもらいましたが、概算ですとおよそ上記の金額がかかるようです。欧米に比べると価格面では安いみたいです。
フィリピンは日本から5時間程度で行きやすいですし時差も1時間しかないところが便利です。日本の家族や友人と連絡が取りたくなったらすぐに取れます。
僕の留学先はアンヘルスという都市にありました。フィリピンではマニラにつぐ繫華街だと言われています。
朝から晩まで英語漬け、というメリットもありますがそれ以上にフィリピンという国に滞在すること自体が大きなメリットになりました。
例えば、スラム街だったりストリートチルドレンに遭遇して財布をすられそうになったこともあります。
主な移動手段は「トライシュクル」というバイクタクシーになりますが、ドライバーとの価格交渉が必要で、それが毎回楽しいです。
また夜な夜な「サリサリストア」と呼ばれるお店に行き、レッドホース(ビール)ばかり飲んでいました。(会社の人、ゴメンナサイ)
留学先の生徒の多くが英会話を通して海外で働きたい、という志向の方が多いのもまた刺激になります。
英会話を学ぶ、ということ以上に人生にとって大切な経験をさせてくれるのがフィリピン留学です。
メリット:朝から夕方まで英語漬けの生活ができる
デメリット:費用と時間が必要
>>【体験談】30代社会人が経験したフィリピン留学1ヵ月の効果と雰囲気は?
英会話(グループレッスン)
かつては英会話教室が英会話を学ぶ上では唯一の方法だったように思います。昔はテレビのCMでもよく見かけました。
僕の場合は、英会話スクールから講師が会社に派遣されてきてレッスンを受けました。5~6人くらいのグループレッスンになります。
こちらもフィリピン留学と同じで僕自身は支払いをしていません。もし個人の負担なのであれば感覚的にはそれなりに「高いな」という印象です。
やや高額な印象ですが講師の実績、経験がしっかりしている印象です。
僕の会社に来ていた講師は講師歴が長く経験豊富だったのはもちろん、大学でも教育について学んでいたり母国でも国語(英語)の教師をしていたりと非の打ち所がなかったです。
当然教え方は上手ですし、裏づけとなる理論や知識がしっかりして信頼できます。
英会話教室のメリットは「習慣化しやすい」ところと言われていて、これは納得です。毎週決まった時間に実施されるので英語を勉強するサイクルをつくることが出来ます。
これは会社でのグループレッスンだったからですが、グループレッスンで気をつけるべき点は「クラス分けが適切かどうか」だと思います。
たとえば同じレッスンの生徒が自分より明らかに劣っている場合、その生徒の会話待ちになってしまったり、他の生徒の質問も自分にとってはあまりメリットがないものになってしまい「待ち時間」「インプットがない時間」が生まれてしまいます。
こういったところは、きちんと英会話教室に行けば解決してくれるでしょう。
メリット:リラックスして授業を受けることができる
デメリット:ほかの生徒が話し終わるまでの待機時間が長い
SNS(Facebook/Twitter)を使用した勉強法
僕はFacebookのアカウントを持っていますがリアルな友人とは繋がってはいません。基本的にはフォローをする人は全員外国人の方、海外ニュースなどに限定しています。
これには理由があって「スキマ時間」の活用をしたいからです。
仕事中のちょっとした休憩時間、昼休み、何らかの待ち時間、そういったときについついスマホに手を伸ばしてしまいますが、それを逆手にとって「スキマ時間」には英語を見る、読むことを仕組化しているのです。
この学習法は費用が発生しないのでお得です。Facebookのアカウントさえあれば「今すぐ、誰にでも出来ること」なので興味を持った方は即行動がおすすめです。
英語に触れる、慣れる、そういった点から考えますともっとも簡単でシンプル、ハードルが低いものかもしれません。
メリット:無料。リアルな英文が読める。
デメリット:コメントに気を遣う
英会話カフェ
ちょっとお洒落ですよね。僕は都内の英会話カフェに数度行ったことがあります。
英会話カフェとは、お酒やお茶、コーヒーを飲みながら講師とその場に集まった人たちと一緒にフリートークをする場所です。気が向いた時に立ち寄れるところが社会人や学生に人気みたいです。
費用のシステムについては月額制などもあり様々です。僕はお酒を飲みながら英会話が出来る、というところに魅力を感じていたのでそれほど高い感じはしませんでした。
レッスンを受けに行く、というよりはその場を楽しむ感じです。
英会話のグループレッスンと同様に「クラス分けが適切かどうか」が大切です。僕の体験では、同席した人がすごく流暢な英語を話していたのでちょっと発言しにくくなったことがあります。
一方で「同じ志向をもった人」との出会いがあることが重要ではないかと思います。自分以外の人は英語をどのように使い、どのような目的のために勉強しているのかなど身近に聞く人がいない方にはおすすめです。
メリット:リアルな雰囲気での会話
デメリット:他のメンバーへの気遣い
モルモン教会に行く
モルモン教の教会で行われる英会話教室へ参加したことがあります。
英会話の勉強法をネットで調べると出てきたので近くの教会を調べて受講しました。どこの教会でも必ず行われているわけではなくて、教会によって違います。
費用は無料でした。逆に参加したときはクリスマスシーズンだったこともありお菓子などを頂きました。
一番の不安はモルモン教に入会するように勧誘があるのかどうかだと思いますが、そのようなことは、まったくありませんでした。
参加した教会では10名ちかくの生徒がいました。最初は簡単な自己紹介が行われ、その後はグループレッスンでテーマに沿った話題について話し合います。
講師はネイティブなので発音やリスニングの勉強には向いています。ただ「英会話の講師」ではありません。
僕の場合は教会までの距離が自宅から結構あったので数度通っただけでした。もし家の近くにあるならおすすめの勉強法です。
メリット:無料。ネイティブの英語が聴ける。
デメリット:グループとなるため話す機会が少ない
動画視聴(TED、Youtubeなど)
SNSを利用した勉強法と同じく「スキマ時間」を狙った勉強法として実践しています。
これもすぐにできることなので「効果あるかな……」と迷っている時間があるなら実践した方が早いです。自分に合っていないなと思ったらやめてしまいましょう。
僕は「TED」を視聴しています。「Youtube」もたくさんの英語に関する動画があるので調べていきたいと思っています。
「TED」が簡単か?と問われたら簡単ではないです。著名人、研究者の英語でのプレゼンを視聴するので単語が難しい場合が多いからです。
ただハードルをあげずに、あくまで英語に「慣れるため」「スキマ時間の活用」と割りきればメリットはあります。
>>英語学習にはTEDがおすすめ!勉強方法から字幕の表示方法まで解説します
僕は会社までは車通勤で、片道1時間かかります。この時間を有効活用をしたくて「TED」などの動画をスマホのオフラインに保存しておき通勤時間中に聞き流しています。
>>車通勤の時間を有効活用!音声だけで出来る英語の勉強方法3選!
車通勤なので最近は「シャドーイング」にも活用しています。車の中は一人の空間なので誰にも聞かれることなく大声をあげて練習に取組むことができます。
>>シャドーイングならスタディサプリのビジネス英語!機能とやり方まで徹底解説
「スキマ時間」に聴いて、それで英語のイントネーションや人生を変えてくれるようなスピーチを聴けるなら、それだけで十分すぎるメリットです。
メリット:分からないところは何度も聴ける。
デメリット:使用される単語の難易度が高い
番外編:日本語教師ボランティア
僕は日本語教師のボランティア活動をしていたことがあります。
多くの場合、日本語教師としての資格は求められませんので日本人であれば誰にでも出来ます。日本語教師としてのボランティア活動を通して外国人の方と知り合う機会が得られます。
費用は発生しません。逆に日本語教師のボランティアは常に人材不足なので、ボランティア活動を実施している団体からは感謝されますし、日本語教室の生徒からも感謝されます。
どうして英語の勉強法になるかと言いますと、日本語の授業(会話)のなかで、外国人の生徒さんが日本語で上手く話すことが出来ない場合、たいてい英語で伝えてくるからです。
「この日本語がよく分からない。英語で説明して」というのがよくあるシチュエーションです。そう、英語でのコミュニケーションが必要になるのです。
僕は日本語教師としての資格がほしくなって「日本語教師能力検定試験」という試験に向けて日本語の勉強をし受験もしました。結局不合格だったのですが、日本語の教室で生徒に質問をしてみたことがあります。
「日本語教師に求めるものって何?」
彼らは「英語力」と答えました。分からないところを適切に英語に訳してもらわないと日本語で説明を受けても理解が出来ない、というのが理由でした。
メリット:日本語を教えながら外国人の友人ができる
デメリット:英語を使う機会がない場合がある
>>英語でのボランティアや観光案内ならQQEnglishの「おもてなし英会話」!
終わりに
こうして自分が実践してきた英語の勉強法を書き出してみると、色々と実践してきたなと思います。
ただ、どの勉強法にも思い入れがあり、まだまだ書き足りません。各勉強法についてはさらに深堀をしていきますので、少しでもお役に立てればうれしいです。
ひとつ言えるのは、どの勉強法も楽しいです。
僕はネイティブ並みに英語が話せるわけではないですし、TOEICも900点を超えるわけではないです。そこを目指してもいません。
僕にとって英語を勉強する目的は、シンプルな言い方をすれば人生を豊かにするためです。
キレイな英語は大切じゃなくて伝わればそれで充分。それよりも、英語を通して海外出張だったり文化の違う人々との出会いだったり、様々な経験ができることの方がよっぽど貴重です。
英語を勉強することは、そういうチャンスを確実に増やします。