【体験談】30代社会人が経験したフィリピン留学1ヵ月の効果と雰囲気は?

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英語学習のコツ

この記事では30代の社会人が経験したフィリピン留学の効果や雰囲気を実際の経験から紹介していきます。以下の悩みがあるような方のお役に立つことができます。

・社会人になってから英語を使う必要が出てきた
・30~40代になってからのフィリピン留学に興味がある
・短期で効果を出したいけど1ヶ月で効果がでるのか不安

本題に入っていく前にまずは僕の簡単なプロフィールを紹介しますね。

この記事を書いた人
  • 海外事業部20年目の海外エリアマネージャー
  • 日々、英語でWEB会議やメールを海外の取引先と実施
  • 海外出張は北米や北欧を中心に10か国以上
  • オンライン英会話を使ってスピーキング力を強化中
  • TOEIC 独学 800点


現在、僕は現役の海外営業のエリアマネージャーとして働いています。TOEICのスコアは800点。海外出張であれば一人で訪問し、顧客と仕事の話や夕食を共にして帰ってくることが出来ます。

そのことを可能にしてくれた英語勉強法の1つが僕にとってはフィリピン留学でした。

本記事を読んでフィリピン留学の魅力を是非知ってください!

30代社会人が実践したフィリピン留学の効果は?

結論から言いますと僕はフィリピン留学1ヶ月で、英語力アップに大きな効果がありました。僕自身のTOEICのスコアで言えば留学前は650点前後でしたが、留学後に受けたTOEICでは800点を超えました。

留学前 TOEIC 650点 → 留学後 TOEIC 800点(150点アップ)

以下にもう少し具体的にどの能力にレベルアップを感じたかを書いていきます。ただ数値的に評価、証明できないところはご容赦ください。

フィリピン留学の効果:スピーキング力

毎日英語での会話をすることにより、頭のなかで日本語から英語に翻訳をせず、そのまま英語のフレーズが出てくる頻度が増えました。また英会話への慣れによって自分から英語で話しかけることに対する照れや恥ずかしさが軽減されました。

・頭の中の翻訳作業が減り、英語のフレーズがスムーズに出るようになる

英会話での相づち、ちょっとした合いの手などが身につき、会話に対する不安もなくなり会話の自信がつきました。

フィリピン留学の効果:リスニング力

スピーキング同様に1ヵ月もすると毎日聞くフレーズや言い回しには慣れてきますので、頭の中での翻訳作業が減り英語が直接理解できる感覚が身につきます。

またよく言われることですが確かにフィリピン人講師の英語の発音はネイティブの発音とは違います。しかし、たとえば海外営業という仕事で言えば、東南アジアは勿論、欧州、インド、ロシア、中国、など様々な国の方と英語でコミュニケーションをとります。

はっきり言ってネイティブと話す頻度の方が少ないです。ネイティブの発音ではないことは大した問題ではありません。

フィリピン留学の効果:リーディング力、ライティング力

TOEICやビジネス英語に役立つリーディング力、ライティング力がついたとは思いません。しかし一方で日常の会話、ちょっとしたスラングや軽い言い回しなどに触れる機会が得られました。

そのためネットでのチャットやSNSへの書き込み、そういうより日常に近いシチュエーションでのリーディング力、ライティング力は得られました。

・日常の会話やスラング、リアルな英語が身につく

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30代社会人が体験したフィリピン留学の学校と雰囲気は?

それでは僕が実際に留学してきた学校について紹介します。まずは基本情報をまとめました。

  • 所在地:クラーク(アンヘルス)
  • 期間:1ヵ月
  • 費用15万程度
  • コース:スタンダード、1日6コマ(=4.5時間/日)
  • 日本人率:20%
  • 宿泊施設:2人部屋
  • 門限:平日23:00、週末25:00

※スタンダードコース:フィリピン講師がメイン、ネイティブ講師は1日1コマ
※授業1コマ=45分

講師や授業の雰囲気は?

フィリピン人講師は20~30代と基本的には若い印象です。フィリピン人の気質なのか、フレンドリーで陽気な方が多かったです。

マンツーマンでの授業がメインとなりますが、部屋が個室になっているところが良かったです。きちんと自分が話したいことを、自分のペースで伝えようと努力できる環境があります。

フィリピン留学1ヵ月での費用

僕は会社の研修として1ヵ月の留学をしたので実際には費用は発生していません。ただ経費精算をしたときやはり15~16万程度でした。

下記の表がキレイにまとまっていますのでご参考にしてください。ビール320ml瓶で80~100円未満で買えますので物価は日本よりも安く、贅沢をしなければそれほど生活費もかからないと思います。

出典:「留学くらべーる」フィリピン社会人留学するには?

フィリピンの治安は?

アンヘルス、通称「ウォーキング・ストリート(Walking Street)」

僕のフィリピン留学先はアンヘルスという街でした。アンヘルスと言えばゴーゴーバーが立ち並らぶ歓楽街というイメージを持っている人もいるかもしれません。

たしかに僕も通称「ウォーキング・ストリート(Walking Street)」と呼ばれるエリアが刺激的すぎて毎夜通ってました。ストリートチルドレンもたくさんいましたし実際に財布をすられそうにもなりました。

ですが特に危険な目にはあいませんでした。そもそも、歓楽街なので外国人の観光客をターゲットにしていて想像されるほど治安も悪くないです。

・フィリピンの治安は悪くない

それにアンヘルス=歓楽街は偏ったイメージで、歓楽街はアンヘルスのほんの一部。アンヘルスには大きなショッピングモールが3つあり生活には困りませんし、バスセンターが近くにあり観光地へのアクセスにも良い場所です。

フィリピン留学と言えばセブ島を思い浮かべると思いますがアンヘルスもおすすめです。

学校自体もアンヘルスの高級住宅街のなかにありました。この高級住宅街の出入り口にはゲートがありましたし、学校にも当然出入り口に警備室があります。安全面については問題ありません。

年齢層は20代が多い(日本人率 20%)

僕が留学していた時は、韓国人50%、日本人20%、台湾人20%、その他10%、といった割合でした。年齢層は20代が多かったです。大学生やワーキングホリデーの準備できてる人、転職のためのスキルアップなどを目的としている人たちが多いです。また僕のように会社の研修できている人たちもいます。

宿泊施設(2人部屋)、その他の環境について

実際に宿泊していた部屋

宿泊施設には2人部屋、3人部屋、個室などがあります。僕は会社の研修の一環できていたので費用面から2人部屋になりました。特に気にはなりませんが費用面に問題がないのなら個室の方がおすすめです。

・費用に余裕があるなら個室がおすすめ

Wifi環境はそれほど良いとは言えませんでした。時間帯によっては全くつながらなくなったりもしました。そういう時は部屋から出て校内でWifiが繋がりやすいところに行ってました。

部屋は冷房完備なので過ごしやすいです。問題と言えばルームメイトとの温度の好みくらいでしょうか。基本的には風呂はなくシャワーです。シャワーの水の匂いが気になりましたが、大した問題ではなかったです。

・部屋は冷房完備で過ごしやすく快適

食事は3食付きで料理や味付けも問題ありません。むしろ美味しいです。僕は社会人でそれなりにお金もあったので夜は外食に出ることが多かったです。

フィリピン留学の効果的な過ごし方

僕はフィリピン留学の目的を「スピーキング能力の向上」というように考えていました。たとえば文法やTOEICの点数アップということは考えていなくて、まずはこの1ヵ月でいかに「スピーキング」を向上させるかに的を絞っていました。その目的のために実践した過ごし方を紹介します。

日本人同士で群れない

フィリピン留学の目的で「人生経験を得る」や「友人を作る」ということの優先度が高いのであれば問題ないと思いますが僕は「スピーキング能力の向上」という目的を最優先にしていたので日本人同士の付き合いは極力避けました。

これは日本人に限ったことではなくて、どうしても同じ国籍の人たちで集まってしまいます。基本的に校内は「母国語禁止」というルールがあるのですがなかなか守るのは難しく、せっかくフィリピンまで来たのに日本語ばかり話しているという状況を避けるためでした。

授業の予習と復習をする

これも当たり前といえば当たり前なのですが誘惑が多く難しいものです。日本人同士で群れていなくたって異国の友達が出来れば夕食などへのお誘いがあります。最初の目的を忘れずに、何のためにフィリピン留学をしているのかを意識して日々過ごすことが大切です。

講師や地元の人と仲良くなる

僕はこれを徹底的に実践しました。講師の方とはフェイスブックなどでつながり講師の英文の投稿記事を読んだり、コメントやメッセージを送り英語でのコミュニケーション量を増やしていました。

またアンヘルスという街の特性を最大限利用して夜な夜な歓楽街へ赴き、地元の人との交流を毎日していました。ここでの出会いは帰国後も続いて、日本に戻ってからも英語をつかう機会を継続させることができました。

良い友人と出会う

最初に日本人同士で群れないと書きましたが僕は3人だけ日本人の友人が出来ました。1人は大学在学中に公認会計士の資格を取得していて、いずれはイギリスで働きたいと言っていた当時は慶応の大学院生だった男の子、もう1人は元弁護士で世の中がいやになってアジア各地の歓楽街と英語学校を放浪しながら「金ならいくらでもある」と豪語していた20代後半の男性、もう1人は海外企業への転職のために英語を学びにきた20代後半の女性の3人です。

こうしてみると凄く個性的でしたし、また英語の勉強に対して勤勉な人たちでした。僕たちはいつも一緒にいるわけではありませんでしたが週1回は近くのサリサリストアでお酒を飲んでました。

僕はこの人たちには負けまいと英語の勉強をするモチベーションにしてましたし、僕が帰国後も一生懸命英語の勉強を続け、TOEICの試験を受けたのも彼らの影響によるものです。

まとめ(30代社会人が経験したフィリピン留学)

「30代だからもう遅い」「1ヵ月では効果がない」「ネイティブの方が役に立つ」など、語学留学で不安要素を挙げだしたらキリがありません。

ただ僕の経験上ではフィリピン留学1ヶ月の効果はたしかにあると言えます。しかしいくつかの条件つきだとは言えるでしょう。それは目的、目標をはっきりとさせ、主体的に行動することです。

フィリピン留学を考えているだけで他の人よりすでに「行動」しています。留学先などはどこでも構いません。是非、留学を経験してみてください。本記事があなたの行動の一歩に役立てたなら幸いです。

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