オンライン英会話の「ビジネス英語」って、実はどんなカリキュラムなのかよく分かりませんよね。そこで本記事ではQQ Englishのビジネス英語についての解説と体験談を書いていきます。
以下の悩みの解決となれば嬉しいです。
・「Business English」のレッスン内容は?
・「Business English」のレッスンを受けるメリットは?
・「Business English」のレッスンは仕事の役に立つ?
オンライン英会話が仕事に役立つのか分からなくて調べるのだけど、イマイチよく分からないまま終わってませんか?
それは記事の書き手がビジネスパーソンではないので仕事で英語を使う現場をよく知らないからです。
僕は海外営業の職について20年目、現在はエリアマネージャーをしています。立場的にも上司や同僚、後輩から英語学習についてよく質問もされます。
例えば上記のような悩みであればQQ Englishの「Business English」は役に立つよ、とおすすめしています。
本記事ではどうしてそのような結論になるのかを書いていきますので、あなたの「Business English」に対する悩みが解消されること間違いありません。
是非、最後まで読んでいってください。
QQEnglishのビジネス英語には3つのカリキュラムがある
- Business English
- Global Business Skills
- カランメソッドビジネス
まずはQQ Englishのビジネス英語にはどんなカリキュラムがあるのかを見ていきます。
QQ Englishには全部でおよそ20種類のカリキュラムがありますが、そのうちビジネス英語に特化したカリキュラムは3つあります。
それぞれ解説していきます。
QQEnglishの「Business English」が人気No.1
ビジネス英語に特化したカリキュラム3つの中で一番の人気カリキュラムなのが「Business English」です。
「Business English」は、ビジネスパーソンに向けたレッスンで、仕事での英語の活用やスキルアップを目指す方にとって理想的なプログラムとなっています。
レッスンはロールプレー形式で行われ、ダウンロード教材は全て英語です。
電話対応や会議、プレゼン、就職面接、出張、メールなど様々なビジネスシーンを舞台に基礎的なビジネス英語のボキャブラリーや重要表現を身につけることができます。
QQEnglishの「Global Business Skills」は中級者向け
「Global Business Skills」は、TOEIC®スコア550点以上の中級者向けコース。
グローバル社会において必要な国際的な人づきあい、電話対応、プレゼン、ミーティング、交渉など様々なビジネスシーンにふさわしい高度な英語スキルを身につけることができます。
特に海外でのキャリアを考える方やビジネス英語のスキルアップを目指す方に最適です。
文化の異なる環境での人脈形成など、ビジネス英語はもちろん、グローバルに通用する広範囲のスキル向上が期待できるコースです。
通常の25分のレッスンよりも多いポイント(75ポイント以上)が必要となる点は注意が必要です。
QQEnglishの「カランメソッドビジネス」とは?
「カランメソッドビジネス」は、英語中上級者向けのビジネス英語コース。
カランメソッドステージ8修了者を対象にしておりテキストの購入が必要です。
カランメソッドはレッスンでの厳格なルールがあり、日本語や短縮形の回答はNG。通常のレッスンよりも迅速に英語力向上を目指す方におすすめです。
カランメソッドは1/4の学習時間でケンブリッジ英語検定試験(PET)合格が実証されています。
ビジネス関連の語彙や句動詞、イディオム、ビジネスレターやレポートの書き方も学べます。
QQEnglishのビジネス英語の難易度は「初中級」向け
この3つのビジネス英語のカリキュラムの難易度ですがQQ Englishの公式ホームページによれば以下の表のように位置づけられています。
QQ Englishの中で1番の人気カリキュラムであるカランメソッドがLv3~の初級向けであるのに対して、Business EnglishはLv4~の初中級者向けとなっていて設定レベルが若干高いことがわかります。
ただ、これはあくまで参考程度に考えれば良いです。なぜならビジネス英語だからといって難しいというわけではないからです。
むしろビジネス上での英語というのは当然話題は仕事の話になりますので使用される単語は決まっています。
その意味では何がトピックになるかわからない日常会話よりビジネス英語の方が簡単とも言えるわけです。
・日常会話よりビジネス英語のほうが簡単
ちなみに僕は海外出張ではミーティングよりも夕食の方が緊張するのですが、それは今言ったような理由のためです(笑)
自分の英語レベルがQQEレベルではどのくらいのレベルなのかについてはQQ Englishに登録する前の無料体験で知ることができますよ。
全2回の無料体験レッスンでは初回のレッスンではレベルチェックが行われ、結果はレッスン終了後すぐに届きます。まずはレベルチェックを受けてみてからカリキュラムを決めることもおすすめです。
>>QQEnglishの初回レベルチェックは厳しい?内容と結果を解説します!
QQEnglishの「Business English」のレッスン内容は?
QQ EnglishのBusiness Englishは「New Business English」というテキストを使って行われます。テキストはBook4〜6の3冊構成になっていて、学ぶことができる内容は以下になっています。
Book4のレッスンの内容では基礎的なビジネス英会話ということで、英語での自己紹介に使えるビジネス表現だったり、プレゼンテーションの各構成ごとの基本的な言い回しを学ぶことができます。
>>英語プレゼンの始め方から締めまで!仕事で本当に使っているフレーズを公開
Book4
Basic Information: 基本的なビジネス表現
Telephoning: 電話対応
Meeting: 会議
Meeting: 会議
Presentation: プレゼンテーション
Work Hiccups: 仕事のトラブル
これがBook5になると「ビジネスメール」や「出張」、Book6では「営業と交渉」「カスタマーサービス」などバリエーションに富んだビジネスシーンが用意されています。
QQ Englishの公式ホームページでは誰でも各Bookのレッスン詳細を確認することができるので、さらに詳しく知りたい方はこちらから確認できます。
>>QQEnglish公式ホームページここで是非、知っておいて欲しいのはQQ Englishの「Business English」ではテキストの順番通りにレッスンを受ける必要がないということです。
・レッスンはテキストの順番通りに受ける必要はない
僕は最初だけ順番通りにBook 4のUnit1 Lesson1から始めましたが、それ以降はプレゼンについてのレッスンだったり市場調査のレッスンだったり、自分が必要だと思う項目のレッスンを受けています。
受講してみた体験談
それではここから「Business English」のレッスンの体験談を書いていきます。
ビジネスシーンで役に立つ
「Business English」のレッスンは、レッスン名の通り、仕事のために英語を学ぼうとしている方にはおすすめだと感じました。
それは他のレッスンが英語の基礎能力の向上にレッスンの重点を置いているのに比べて「Business English」では、ビジネスのシチュエーションに合わせた英語のレッスンになっているからです。
つまり英語が文法的に正確かどうかよりも、ビジネスの場面にふさわしい適切なフレーズを使って話すことをできるようにしたり、表現したい単語をきちんと使えるようにする能力を伸ばすためのレッスンなのです。
これは僕の経験からも言えますが、実際のビジネスシーンでは案外、会話内容や受け答えをというものは決まりきった内容であったりするものです。それをレッスンで経験しておくことは、とても有意義だと言えます。
レッスンの流れ
1.挨拶~レッスンのゴールを設定
「Business English」のレッスンの流れですが、他のレッスンと同様にまずは簡単な挨拶があり、その後に今回のレッスンの目標の確認を行います。
2.ダイアログのリスニング
次にダイアログのリスニングを行います。ここでは教師が読みあげるのではなくネイティブスピーカーの音声を聴きます。
3.ダイアログに登場する語彙の確認
ダイアログに登場する語彙を確認します。ここでは教師がそれぞれの語彙を説明した後で、僕の仕事についての質問を語彙と関連づけてしてくれました。
「What are the main products of your company?」が、その1つです。
こういった質問はビジネスシーンでは必ず聞かれますので良い練習になりますね。というか、この手の質問は空港の入国審査で聞かれるレベルで頻出です(笑)
4.ダイアログの内容確認と質問
教師と交互に役割を変えて音読をします。その後に内容についての質問があります。答えは書いてあるので簡単なのですが、単語だけで回答をするのではなくて、いかに文章として回答するかが自分の英語力向上のために大事になります。
5.レッスンのゴールの再確認
改めてレッスンのゴールの確認を行い、ゴール達成のための重要表現を学びます。ここでも語彙の確認だけでなく教師から質問や学んだ語彙を使った文章を作るように言われます。
6.まとめ
最後にレッスンのまとめを行いレッスン終了です。
以上が、レッスンの流れとなります。
QQ Englishの「Business English」のメリット3つ
- 話す時間が多くレッスンに無駄がない
- ビジネスの場面に即効性がある
- TOEICの点数アップと本物の英語力がつく
生徒が話すことにレッスンの重点が置かれているため、他のレッスンよりも話す時間が多く得られることが特徴です。
また英語の能力を鍛える訓練のようなレッスンとは違い、自分が話したいことを工夫して話す練習ができる自由度の高いレッスンです。
・自由度の高いレッスンだから、じっくり取り組める
テキストもロールプレイもビジネス上でのシチュエーションなので、ビジネスの場面で使う英語の勉強としては無駄がありません。
また現実の仕事では、突然の海外出張や海外からの来客対応、緊急のプレゼン資料作成と発表指示など様々なことが起こります。
こういった事態に対して直前にレッスンを受けておくだけでも、ぶっつけ本番で臨むよりははるかに上手く対応することができます。
・急な海外出張やプレゼン発表の対策として最適
例えば、プレゼンやミーティングの場面での決まりきったフレーズを覚えておくだけでも、その場の進行がスムーズにいくものです。そういうフレーズや単語はとっさには出てきません。その点からも十分なメリットが見込めます。
そして忘れてはいけないのが「TOEIC+本物の英語力が身につく」ということです。
TOEICというのはビジネスシーンが想定されている試験なので、ビジネス英語を学ぶことによって同時にTOEIC向けの勉強もしていることになります。
・本物の英語力が身につく
ちょっと辛口に言えば、ビジネスの現場で英語を使っている立場としては、TOEICの点数がいかに高くとも「それがどうしたの?」です。
TOEICの点数は低いけど、ビジネスシーンでは(たとえカタコトでも)自分から話してくれる人の方が百倍役に立ちます。僕はそれが「本物の英語力」だと思っています。
Business Englishのレッスンの注意点
- 土台となる基礎的な英語力向上には不向き
- 追加でポイントを消費してしまう
「Business English」は、QQ Englishにある一般的なカリキュラムのカランメソッドやR.E.M.Sのように、反復練習など訓練のようなレッスンで英語力を身につけるレッスンではありません。
そのため英語力の基礎となる文法や発音など基本的な英語力の強化にはならないかもしれません。
バランス良く総合的な英語力を身につけていきたいのならば他のレッスンも平行して受け、カリキュラムを組み合わせることが大切です。
僕は「Business English」と「R.E.M.S」を組み合わせてレッスンを受けています。
・他のカリキュラムと組み合わせるのがおすすめ
QQ Englishの料金システムでは月額料金を支払うことによってレッスンポイントを獲得します。そして、そのポイントを消費してレッスン予約を行うシステムになっています。
通常であれば消費されるポイントはレッスンポイントだけなのですが「Business English」のレッスンを受ける場合には「+25pts」が発生します。
とは言うものの、それだけの価値がありメリットが上回っているので僕は受け続けています。
QQEnglishの「Business English」のまとめ
本記事では、QQ Englishのカリキュラムの中のビジネス英語、とりわけ「Business English」についての体験談、メリットや注意点を書いてきました。
もし本記事を読んで「Business English」を受けてみることにした、という方がいれば嬉しいです。
それでも、もしかしたら「英語を勉強するにはもう遅い」「どうせうまく話せないので恥ずかしい」という方々がいるかもしれません。
大丈夫です。
僕はたくさんのグローバル企業の方々と仕事をしてきましたが、皆、こちらがどんなに拙い英語であっても伝えようという意志を見せれば真剣に、笑ったりせず、向き合ってくれます。そして仲良くもなれます。
あなたの英語を使った仕事の成功を祈っています。
QQ Englishの無料レッスンの申込方法を知りたいと思った方にはこちらの記事が参考になると思います。是非、読んでみてください。