モチベーションアップでもライフハックでもない、感動のなかでも思わず胸がジーンとするタイプのおすすめTEDスピーチを4つ厳選しました。
胸がジーンとすると言っても思わず涙がこぼれるものでなく、ただ胸にずっしりと登壇者の想いが伝わってくるスピーチになっています。
本記事では僕があまり語るのは野暮なのでシンプルに動画を並べていきたいと思います。ふとした瞬間に思いだすような心に残る動画が紹介出来たら幸いです。
テロリストの息子に生まれて――平和への道を選んだ軌跡(動画時間9:01)
タイトルの通りの内容ですが補足だけさせてください。スピーチでは登壇者であるザック・エブラヒムの父親が起こした世界貿易センタービル爆破事件について語られます。こちらは1993年の事件であり、2001年9.11同時多発テロ事件とは異なるのでご留意ください。
アメリカでこのことを語る勇気と自分自身の父親を非難する辛さが胸に刺さります。
「私は死ぬのでしょうか?」真実を答える(動画時間5:24)
ベテラン救命救急医療技術者であるマシュー・オライリーさんのスピーチです。動画時間は5:24と短いですが想像でも映画や作り物でもない、リアルに数多くの「死」に直面している経験からくるスピーチで、ずっと心に残る動画の1つです。僕たちはいつでも質問する側にも答える側にもなりえるからでしょう。
▶スピーチの中で使用されているフレーズ「I am afraid」の解説記事はこちらです。
I am afraidの意味は?ビジネスでよく耳にするフレーズの使い方と使用例!
我が子の病気から学んだ人生の教訓(動画時間6:04)
言葉はいりません。画面越しに思わずスタンディングオベーションに参加したくなります。
人間は偉大です。
スティーブン・アディス 「一枚一枚の写真で綴る父娘の絆」(動画時間3:22)
最後に子供と写真を撮ったのはいつですか?スマホを調べてみると僕は3か月前に外食先の焼肉屋さんで撮った写真が最後でした。
3か月前です。このままのペースでは1年に4枚くらいの写真しか残りません。子供との思い出が1年でたった4枚の写真だけ。
たしかに誰もが毎日忙しいです。平日は仕事に追われ帰りも遅い。もしかするとこのTED動画記事を読んでくださっている方は、ただでさえ忙しいのに英語の勉強も日々している超多忙な方なのかもしれません。そうしてあっという間に3か月が過ぎてしまっている。
ちょっと立ち止まってみて生活を見直してみるきっかけとなる動画になれば幸いです。
まとめ
「TED」といえば、ライフハックやモチベーションアップ、小難しい経済の話しや社会問題を真面目に語る番組と思われがちですが今回のようにシンプルに感動できるスピーチや、その他にも面白いスピーチがたくさんあります。
あなたが少しでもTEDに興味をもってくれたら嬉しいです。いくつかおすすめの記事を紹介させてください。
世界の舞台で堂々とスピーチする日本人によるスピーチをおすすめしています。
>>日本人が英語でスピーチするTED動画おすすめ3選!
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