【おすすめTED】高校生の時に見ておけば良かったTED動画おすすめ3選!

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おすすめTED

大人の話はつまらない。それがビジネスで成功した人の話しならなおさらそう。

TEDというのがあると噂で聞いたことはあるけど、そんな「つまらない大人」の代表みたいな人たちがするスピーチ番組が面白いはずがない。

ずっとそう思ってきました。

でも自分が大人になり、ずいぶんと年を取ってからあることに気がつきました。

結局のところ、ビジネスであろうと、アーティストであろうと、スポーツ選手だろうと、あるいはエンターテイナー、漫画家、映画監督、写真家、アナウンサー、雑誌編集者、インフルエンサー、アイドル、なんでもいいのですが、成功あるいはそれに類することを達成した人たちというのは皆同じことを言うのです。

すなわち、

「自分らしく生きよ」

でも、これがむずかしい。なかなか出来ることではないのです。ではなぜむずかしいのか。答えはシンプル。それは世界のシステムが、構造が、文化が、僕たちにそういう生き方を望んでいないからです。

今回の3つの動画はそのことに気づかせてくれます。

あなたが「自分らしく生きよう」と思ってくれるきっかけになれば、本記事を書いた僕としては本望です。

この記事を書いた人
  • 現役の海外事業部マネージャー
  • 海外出張は北米や北欧を中心に10か国以上
  • Toeic 独学で800点越え
  • ブログでお気に入りのTED動画を紹介
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ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」(動画時間19:12)

動画時間は19分と少しありますが、会場は終始爆笑に包まれ、その会場の雰囲気の楽しさを感じながら、あっという間に時間が過ぎていきます。

ただしこの動画では要所要所で真剣に語られる言葉が僕たち聴衆に突き刺さり、これまでは知らなかった現実を明らかにしてくれます。

もっと若かった頃、あの一番多感であった高校生の頃、特にこの2つのことは知っておきたかったです。

  • 教育制度は産業主義社会からのニーズから生まれたもの
  • 教育システムとは「間違い」が悪いことだと教えること

つまり僕たちは先人たちが作り上げたかったタイプのような人になるように教育され、そして今生きているにすぎないわけです。

もちろん、その現実を今知ったのだとしてもこれからその気づきを活かしていけば良いわけですが、僕たちが無意識に抱くように仕組まれている「間違い」への根本的な恐れは何に由来するのかをもっと若い頃に知っていれば、僕らはもっともっと行動的であり得たと思うのです。

この動画では上記以外にも様々な気づきに溢れています。是非、視聴して頂きたい1本です。


▶本動画は2023年7月時点では再生回数No.1の動画です。No.1にふさわしい内容です。
再生回数トップ5!TEDが誇るおすすめ名スピーチ大集合!

天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?(動画時間12:17)

「あなたは将来、どういう職業につきたいですか?」

頭に自分なりの答えを思い描いたでしょうか?では、あなたにお尋ねします。あなたはどうして答えを1つに絞ったのですか?どうしてあなたは複数の職業を挙げなかったのですか?

それは「文化」が僕たちにそう強いているからです。

僕たちの社会、文化では何か1つ夢中になることを見つけて、幼い頃から全ての時間をそのことに費やし、その結果として成功が得られるという物語が美化されているに過ぎないのです。

だから戸惑ってしまうのです。


僕自身も自分の天職というものが見つけられず、あるいはなりたい職業を1つに絞ることが出来ませんでした。何故なら、もし天職というものが1つであるならば、正解はたった1つしかなく、その他は間違いであるからです。

そして僕たちは何よりも「間違い」を犯すことは悪とされて教育されているので、どれか1つを選択することを尻込みをさせ、いつまでも最初の一歩が出ずに、身動きがとれない長い長い不毛な時間を過ごしてしまうのです。

もしこの動画を若い頃に見ていたら……そう思わずにはいられない動画の1つです。そしてもし、悩める高校生がこの記事を読んでくれているならば伝えたいです。

あなたはあなたの興味の赴くままに生きればいいのです。

▶そうは言っても夢や目標はなかなか見つからないもの。僕自身がそうでした。20年くらいはもやもやしていました。今は夢があります。どうやって見つけたか。それは正しいか正しくないかわからないまま、とにかく行動したからです。行動のきっかけとなる動画がここにあります。

短いのに面白い。5分以内の厳選スピーチ5選

タヴィ・ジェヴィンソン 「10代はまだまだ模索中」(動画時間6:53)

今回の記事タイトル「高校生の時に見ておけば良かった動画おすすめ3選!」にふさわしい動画として今回挙げさせてもらいました。どのあたりがふさわしいのかというと、

タヴィ自身がこの時15歳で高校生である、の1点から選びました。

高校生時代の自分に一番響く言葉があったとすれば、それはどこぞの成功者が語った言葉より、同年代からのメッセージが何よりでしょうから。

「自問自答を繰りかえして、自分の答えを探せばいい」彼女の言葉です。

▶TEDでは自分の答えを探して見つけた人がたくさんいます。特に日本人でそのことをスピーチしている動画をまとめました。

日本人が英語でスピーチするTED動画おすすめ3選!

まとめ

世の中が僕たちに「自分らしく生きる」ことを望んでいない。それはそれでショックなことです。でも僕たちはそれで落胆したり、やけを起こしたり、怒りを覚えたり、くよくよ悩んだりする必要はなく、またそんな時間はむしろ無駄でしょう。

大切なのは、そのことを「知っている」ことです。「気がついている」ということです。これは「知らない」「気がついてない」と雲泥の差があります。

あなたの自分らしさは何ですか?あなたは「本当は」何がしたいですか?

自分らしく生きましょう。あなたも。僕も。

▶TEDを英語学習に役立てようという方はこちらが参考になるかと思います。よろしければぜひお読みください。