TED動画に興味をもったので、まずはどんな動画があるのか色々と観てみたい。そんなあなたに5分以内の短いスピーチを5つ紹介したいと思います。
5分以内の短い動画は以下の3つの場面で有効です。
- TED動画に興味がある
- スキマ時間の有効活用をしたい
- 英語教材として短い動画を探している
動画時間は短くともスピーチをしているのは、その分野の超一流の人たちです。その短い時間に伝えたいことが詰められている珠玉のスピーチ、きっとあなただけに刺さる動画が見つかります。
本記事を通してTED動画がさらに好きなったり、学ぶことが好きになったり、英語を学ぶことが好きなったり、あなたが「変わる」きっかけとなれば幸いです。
>>英語学習にはTEDがおすすめ!勉強方法から字幕の表示方法まで解説します
マット・カッツの30日間チャレンジ(動画時間3:11)
新しいことを始める。やりたいことを始める。なりたかったものになる。
どれもこれもとても難しいです。僕自身、そういうもやもやした気持ちを抱えたまま30代を過ごしました。
およそ10年。あるいは20代から数えればもっとです。そして40代になり気がつくのです。人生は残りわずかだ、と。
誰かに背中を押してもらいたい。いつかどこかでドラマチックな出会いや出来事が起こる。些細な事件が運命的な未来へ導いてくれる。
そんなことがいつか起こると願ってましたが残念ながらいつまで待ってもそんなことは起きませんでした。
きっと、そんなことは物語の中だけの出来事なのです。
現実の世界でのきっかけはもっとシンプルで、どうしようもないくらい下らない、そんなものかもしれません。
例えばこのスピーチにある「What are you waiting for?」。
実にシンプルですね。
このシンプルな一言が僕の人生を変えました。
マーク・ベゾス:ボランティア消防士が語る人生の教え(動画時間3:52)
スピーチのカッコよさで言えば現在のところナンバーワンです。本当に痺れますので是非騙されたと思って視聴してください。
簡単に言うと、
- 人生とは待っていたはダメ
- 誰にでも与えられるものがある
そういうことを教えてくれます。
僕は日本語教師のボランティア活動をしたことがあります。現在、日本にはたくさんの外国人が生活していますが、皆がみんな、ただ楽しく生活しているわけではありません。
日常の中で困っていることがたくさんあります。日本の法律や制度が理解できていなかったり、そのせいで不利益を被っている人もたくさんいます。
日本語さえ話せれば、そんな人たちの役に立つことが出来るのです。
「GIVE&TAKE」行動としては本当に紙一重の違いです。
でも得られるものには雲泥の差があります。
リック・エリアス:不時着事故から学んだ三つのこと(動画時間4:46)
「日々の積み重ねが大切」「同じ一日はない」「かけがえのない時間」そのどれもが大切だと分かっていながら僕たちは日々の生活に流され、その大切さを忘れて生きています。
そしておそらく死の間際にあって思うのです「もっと一日一日を大切にするべきだった」と。
映画化もされたニューヨークを流れるハドソン川に不時着した旅客機1549便。その最前列に座っていたリック・エリアスさんのスピーチです。
「死」を目前にして人が思うことは何か?
そして僕たちはその教訓から何を得て、どう未来に活かすのか。
明日、死んでしまう可能性があるということを想像したことがありますか?
もし死んでしまったらあなたは後悔しませんか?「死」は案外近くにいるものなのです。
▶本動画で登場する「no longer」というフレーズについて解説しています。
no longerの意味は?ビジネスでよく耳にするフレーズの使い方と使用例!
デレク・シヴァーズ: 目標は人に言わずにおこう(動画時間2:59)
またまた登場「デレク・シヴァーズ」さんです(笑)
この方のスピーチは本当に学びがあって、ユーモアがあって面白いです。でも今回のスピーチはもしかするとちょっと悪い学びかもしれません(笑)
目標や夢は人に話すことで達成率が上がる、どこかでよく聞く話です。しかしそれは本当なのでしょうか?
本動画では科学的な実験をもとに正しく理解することが大切だと教えてくれます。
実は僕には夢がありまして、このブログを通して……やめておきましょう(笑)
▶本動画で登場する「It goes like this」というフレーズについて解説をしています。
It goes like thisの意味は?ビジネスでよく耳にするフレーズの使い方と使用例!
リチャード・セント・ジョン:成功者だけが知る8つの秘密!(動画時間3:17)
とある高校生が彼に聞いたそうです「どうしたら成功できるの?」
彼は答えられませんでした。そんな出来事から彼の調査、研究は始まります。
世の中には「成功」に関する情報が溢れています。誰も彼も似たようなことを手を変え品を変え言い回っています。どうしてこうなるのでしょう。
僕は考えました。きっと多くの人は、それを信じないから成功者が増えず、いつまでたっても似たような情報が繰り返されているのだと。
僕は成功していないので成功している人の話しをシンプルに信じることにしました。
馬鹿馬鹿しいと言って同じ日常を繰り返すのか、馬鹿にされながら信じて成功するか。
僕は後者を選びました。
あなたはどうしますか?
▶本動画で登場する「push yourself」というフレーズについてはこちらの記事で解説しています。
push yourselfの意味は?ビジネスでよく耳にするフレーズの使い方と使用例!
まとめ
本記事はどの動画も素晴らしく思い入れもあったのでとても楽しく書くことが出来ました。
共通しているのは、どの動画も面白いのは当然ですが自分自身の「次の行動」を奮い立たせてくれるところです。
1本目の動画で紹介させてもらった一言「What are you waiting for?」は記憶に残ったでしょうか。
「あなたは何を待っているの?」
本記事もあなたにとって「次の行動」のきっかけとなれば嬉しいです。
本記事でリスニング力の強化ためにTED動画を探している方もたくさんいらっしゃると思います。
僕もTEDでリスニング力を鍛えることが出来たのでお気に入りの動画が見つかれば嬉しいです。
車の中でのリスニングを考えている方はこちらの記事を参考にしてください。