TEDには無数の動画があるので気がつくとついつい自分の趣味嗜好に合ったものばかりを選んでしまいがちです。ちょっと変わった視点で動画を選んでみたいということで今回は登壇者がスキンヘッド(英: skinhead)の動画3選としてみました。
スキンヘッド・スピーカーの中でプレゼン時間が6分以内、且つ印象深いスキンヘッド、もとい印象深いスピーチを厳選しました。
TEDをすでにご覧になったことがあるという方は「どうしてこのスキンヘッドが選ばれて、あのスキンヘッドが選ばれないんだ」という不満の声があるかもしれませんが、この部分については僕自身のスキンヘッド・スピーカーの好みなのでご了承ください。
それでは、スキンヘッド達の競演をお楽しみください。
我々に影響を与える4つの音について(5分46秒)
今回の3選の中では一番の年長者のスキンヘッドです。登壇者のジュリアン・トレジャーさんはTEDでは数本の動画があり、そのいずれもスキンヘッド状態でのスピーチです。
ジュリアン・トレジャーさんは聴覚や音に関する研究であり、音楽をビジネスにどのように活用するかについて教えています。
正直に言ってスキンヘッドが目的で探し当てたスピーチでしたので内容は期待はしていませんでしたが、やはりTED動画だけあって面白いです。
その威厳のある佇まいと上品なスピーチはさすが音の専門家だけあって聴く者に安心感を与えます。まさに一見の価値ありのスキンヘッド・スピーカーなので是非ともご覧ください。
アダム・オストロー:生涯最後の近状報告をしたあと(5分29秒)
こちらの見事なスキンヘッドを持つ方はジャーナリストのアダム・オストローさん。おそらくTEDの撮影者も彼の美しいスキンヘッドに気がついたのでしょう、TEDでは珍しいバックショットが続き、彼のスキンヘッドを存分に堪能できます。
そんなアダム・オストローさんのスピーチは2011年のものですが、2023年の現在、AIやVR(仮想現実)が凄まじく発展している今日、ますます彼のスピーチは興味深いものとなっています。
もしあなたのSNSやブログのアーカイブをAIが分析し、あなたが言うであろうメッセージを作り出すことが出来るとしたら?あるいは、あなたの性格や言動を分析したAIと、VR(仮想現実)であなたの映像が、あなたの死後に語るとしたら?
これだけ科学が進歩する世界の中にあって、どうして「髪の毛が抜ける」というシンプルな問題が解決できないのだろう、などと思いが巡っていく優れたスピーチです。
愛は弾を込めたピストル(4分57秒)
最期を飾るのは甘いスキンヘッドを持つトーマス・ドルビーさん。ロンドン出身のミュージシャンであり、音楽プロデューサーであり、そして発明家でもあります。
「TEDで歌うってどういうこと?」と僕自身はこの手の動画は避けてきましたが、芳醇で甘美なメロディ、そこにエロティックな歌詞、誰しもが抱える孤独感、そして男のダンディズム(スキンヘッド)がちょっとしたスパイスになり、とても良い曲でした。
静かなバラードなので歌詞から英単語を覚えたりするのに適しているかもしれません。
そもそもTEDって何?
TEDとは「Technology Entertainment Design」の頭文字をとったもので、アメリカに本部を置く非営利団体です。世界各国の著名人を招いての講演会動画やあらゆる分野のスペシャリストのスピーチ動画を無料で配信しています。
過去にはビル・ゲイツやビル・クリントン、スティーブ・ジョブズなどの著名人も登壇したり、英語圏だけでなく日本人のスピーチも視聴することが出来ます。
日本では英語学習のリスニング教材、シャドーイング教材として利用されることが多いですが、視聴して頂ければお分かりになる通り、どのスピーチも面白く明日の自分を変えてくれる力があります。
当サイトではおすすめのTED動画を紹介していますので楽しんでいただければ幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「スキンヘッド」という括りでTED動画を紹介しました。どの動画もスピーチ内容が素晴らしすぎて記事の本題である「スキンヘッド」が霞んでしまいましたね。
今回の動画選定や記事作成にあたり、スキンヘッドに関するYoutube動画を視聴したり、インターネットでスキンヘッドに関して調べたりと、思わぬ方向で知識が身についていきました。
これでいつ自分もスキンヘッドになっても準備万端です。
スキンヘッドへの準備が整ったところで、ついでに英語についても準備をしたいという方にはこちらの記事がおすすめです。
英語学習にはTEDがおすすめ!5つのメリットと勉強方法のやり方を解説!
最後まで読んで頂きありがとうございます。