「シャドーイングといえばシャドテン」それは知っている。
でもイマイチ決意が固まらないのでしょう?
わかります、僕もそうでしたから。
そこで本記事では
・シャドーイングに特化した「シャドテン」ってどんなアプリ?
・シャドテンって本当に効果があるの?
・どうして有料会員になることを決意したの?
について解説していきます。
そもそもシャドーイングとは英語音声を聞きながら、その音声のすぐ後を真似しながら復唱していく学習方法です。
聞こえてくる音声の後を影のようについていくところからシャドーイング(shadowing)と呼ばれています。
もともとは通訳者を目指す英語トレーニングとして開発されました
通訳者を目指す人のトレーニングにもなるくらいですから負荷は高く、難易度も高いですが、正しく実践すれば得られる効果も大きいです。
さらっと書きましたがここがとても大切なのでくり返します。
シャドーイングは負荷が高く、難易度も高いですが「正しく実践すれば」得られる効果が大きいのです。
その「正しく実践」するために強力なサポートをしてくれる英語学習アプリがシャドテンなのです。
僕はビジネスパーソンであり実際にシャドテンを無料体験だけでなく有料会員として利用しています。
今まさにシャドテンを無料体験しようと思っている方の少しだけ先を走っていますので、あなたの気になっていること、迷っていることへの答えを書いていこうと思います。
あなたの悩みが少しでも解消されれば幸いです。
結論|効果あり!使用期間1か月で発音改善を実感
この記事を書いている今現在、僕のシャドテンの使用期間は1か月です。
「たった1か月で?」と思われるかもしれませんが、まずはこの段階で申し上げますと……
シャドテンは効果あります。
具体的には僕は発音改善に効果を感じています。
海外顧客と話しているとき、自分がシャドテンで学んだことを無意識に実践していたことに驚きました
シャドテンはシャドーイングをサポートするアプリであり、シャドーイングの効果は簡単にいうと以下の2点です。
- リスニング力アップ(音声知覚の自動化)
- 発音改善
メインの効果はリスニング力アップなのですが、僕の場合は発音改善から効果を感じています。
(使用期間が3か月、6か月となったら、また更新していきます!)
一方で少し厳しいことをいえば無料体験の7日間だけで効果を求めるのは、ちょっと虫の良い話しかもしれません。
僕が無料体験の7日間から得たものは、自分がこれまでにしてきたシャドーイング学習は甘かったという気づきだけです。
シャドテンのメリットとデメリット|有料会員を決意した決め手は?
僕が有料会員を決意した決め手は「もうこれ以上、時間をムダにしたくない」という気持ちです。
シャドーイングが英語学習において非常に効果が大きいことは知っていました。
しかし独学だったので正しくできているかどうかという不安もあり、トライしては挫折をくり返していました。
そんな日々のなか「英語を上達させたいならシャドーイング」という考えがいつも頭のどこかでちらついてましたが、しだいに目をつむるようになっていったのです。
でも、そんな自分に嫌気がさし「とにかくやってみよう。これ以上、時間をムダにしたくない」と決意しシャドテンの無料体験からはじめました。
はじめたら気分もスッキリ、あとはやるっきゃない!(笑)
その結果、自分の独学のシャドーイングが甘かったことに気がつかされ、実際にアプリの使い勝手も体験し「一度はきちんとシャドーイングにコミットしよう」と決意しました。
次に僕にそう決意させたシャドテンのメリットとデメリットを紹介します。
シャドテンのメリット「英語のプロが毎日フィードバック」
シャドテンのメリットはたくさんあるのですが僕が思う1番のメリットは「英語のプロが毎日フィードバック」をしてくれることです。
僕はこれまで独学でシャドーイングをしてきましたが、はじめて実際にフィードバックを受けて驚きました。
自分が思っていた以上に聞き取れていないこと、指摘されてはじめて音声と合わせて発音できていなかったことに気がつかされたのです。
また当然ながら添削者はいま流行りの「AI」なんかじゃありません。シャドテンで録音した音声データの先には「人」がいます。
提出先に「人」がいるので「ちゃんと練習して最高の出来のものを提出したい」「恥をかきたくない」という感情が湧いてきてモチベーションがあがります。
そしてフィードバックをもらったら「ちゃんと教えてもらったところは直したい」と思うのが人情です。
このサイクルこそが「継続」の仕組みであり「英語のプロが毎日フィードバック」がメリットである所以です。
シャドテンのデメリット「月額 21,780円(税込)」
シャドテンのデメリットは、いうまでもなく月額料金の高さです。
正直、この金額を毎月払っている事実に冷や汗がでます
でもね、もう言い訳はしないことにしたんです。
シャドーイング学習をしている人で、独学でもちゃんと正しく学習ができ、モチベーション高く継続できる人はいるのでしょう。
でも僕はちがうのです。
英語のプロフェッショナルからきちんとアドバイスをもらい、高額な月額料金でも払わなきゃ本気になれないタイプなんです。
おかげで今は背水の陣です、絶対に元はとってやる!
とりあえず6か月、本気でシャドーイングに取組みます。
それに、シャドーイング学習のコツをつかんだら、そこで独学に切り替るのも1つの方法であるとも考えています。
シャドーイングに特化したシャドテンの3つの特徴
- 英語学習のプロが毎日添削してくれる
- アプリひとつで正しい順序でシャドーイング学習ができる
- カウンセリングの結果に合わせてオススメ教材を提案
シャドテンはシャドーイングを正しく実践するためのサポートに特化した英語学習アプリです。
「正しく実践する」とは具体的にどういうことなのか?
シャドーイングの正しいやり方はシャドテンでは以下の3つとしています。
では、シャドーイングを正しく行うためにシャドテンが提供しているサービスの特徴をそれぞれ詳しく解説していきます。
英語学習のプロが毎日添削してくれる
シャドーイングは正しい音声(発声)で行う必要があります。逆に間違った音声(発声)でやると効果が半減してしまいます。
シャドーイングの独学の怖さがここにあります
ここを正しいやり方に導いてくれるのがシャドテンです。
シャドテンでは与えられた課題に対してシャドーイングをし録音した音声ファイルを提出します。
そして自分の発音が正しくできているのか、英語のプロから客観的な添削(アドバイス)をもらうことで「正しい音」でシャドーイングができるようになるのです。
この毎回の添削では、良かった点(Good Points)と改善点(Development Points)を2~3点ずつフィードバックしてくれます。
良かった点をフィードバックしてくれるメリットは「褒められてうれしい!」とかではなくて「正しく発音が出来ている」という確証と自信が得られることです。
この点も英語のプロが添削してくれるからこそです。
オンライン英会話スクールでは、ここまで細かく指摘してくれません
ちなみに添削は最短で5分以内でくることもあるそうですが、僕の場合はだいたい半日程度で返ってきています。
朝、仕事がはじまる前にシャドーイングをして提出すると、お昼休みや仕事が終わる頃にはフィードバックがあるイメージです。
正しい順序でシャドーイング学習ができる
シャドーイングでは1つの教材に対して3~4日をかけて完全再現を目指すことになります。
この一連の学習ステップを正しい順序で、しかもアプリ1つで完結させることができるのがシャドテンのアプリの特徴であり提供しているサービスです。
僕のように常に自分の学習方法が正しいかどうか不安を感じている人にはありがたい
ちなにみ「3~4日」をかける理由は、3~4日かけて発声を再現できるのがリスニング力向上に適しており、正しい音の変化を耳に定着させるのにちょうど良い期間だからです。
それ以上やりすぎると文章を記憶してしまい発声するトレーニングに適さなくなってきます。
3~4日かけてシャドーイングすることで、耳で音を捉えて期待する効果を発揮できるのです。
逆にいえば、一つの教材を1日シャドーイングして完璧に再現できてしまったら、その教材は自分のレベルに合っていない、ということになります。
カウンセリングの結果に合わせて、おすすめ教材を提案してくれる
シャドーイングを正しく行うためには自分のレベルに合った教材選びが重要です。
シャドテンでは最初にレベル診断テストを行い、自分のリスニングレベルに合った教材をおすすめしてくれます。
待って。リスニングレベルを測る指標って何なの?
それは「WPM」(Words Per Minute)です。
WPM(Words Per Minute)とは「1分間あたりに発話された単語数」のこと。
例えば500語の英文を3分20秒で読んだ場合、500語 ÷ 200秒 × 60 = 150 WPMになります。
WPMの目安は以下のとおり。
・ネイティブ平均:200~250 WPM
・日本人平均:80~100 WPM
・TOEICで必要な目安:150〜200 WPM
教材選びで大事なのは、このWPMを正確に測り自分のレベルよりも少しレベルの高い教材を選ぶことです。
ここをシャドテンは完全にサポートしてくれます。
しかも定期的に診断テストを実施して最適な教材の提案もしてくれるのです。
逆にいえば独学でシャドーイング教材を探す場合に苦労するのがこの点です
自分のレベルに合った教材を選ぶことも苦労しますが、仮に自分のレベルに合ったものが見つかったとしてもその教材に正しい字幕、翻訳がついているなんてことは稀です。
日々忙しいビジネスパーソンにとって、ムダな時間は可能な限り減らしたいですよね。
シャドテンの基本情報と月額料金
ここで一度、シャドテンの基本情報と料金体系についてまとめておきます。
料金体系についていうとシャドテンはとってもシンプル。
プランは1種類のみで月額21,780円(税込)です。(法人プランを除く)
何度も書きますが高いですよね?(笑)でも、それだけの価値はありますよ
ただしこの価格はシャドテンのwebページより申し込みした場合のみとなります。iOSのApp内課金から申し込んだ場合は月額25,800円(税込)となるので注意してください。
またシャドテンは無料体験をするにあたりクレジットカードの登録が必要です。
無料期間中に解約手続きを行わないと自動で月額プランに移行しますので、この点にも注意してください。
運営会社 | プログリット(PROGRIT) |
料金 | 月額 21,780円(税込) |
対象 | 日常英会話・ビジネス英語 |
無料体験 | 7日間の無料体験 |
学習サポート | ・添削サポート(1日1回) ・LINEによる学習サポート ・教材レコメンド機能 ・音声スピード調整機能 |
学習教材 | ・初級者~超上級者まで約700本 ・英検向け、約50本 ・TOEIC向け、約50本 ・IELTS、TOEFL向け、約40本 |
講師 | 英語のプロフェッショナル |
提出可能時間 | 24時間いつでも |
教材について | 最先端のビジネストピック、スピーチなど1,000以上 |
シャドテンの基本的なサイクル
シャドテンの無料体験をするにせよ、まずは全体の流れについて具体的なイメージをもちたいと思いますので紹介していきます。
シャドテンは1つの課題を4日間で仕上げていくイメージです。
この4日間(1サイクル)での基本的な使い方は以下の通りとなります。
- 1日目提案された課題の音声を聞く
・まずは課題の内容を理解する
- わからない単語、英文があれば調べる
・オーバーラッピングもしてみる
- シャドーイングを録音して提出
・学習時間はだいたい30~60分を目安にして提出
・添削は1日1回まで
・添削結果が24時間以内に届く - 2~4日目添削結果(フィードバック)を受け取る
・Good points / Development Points の確認
- 改善点を意識しながら再びシャドーイング
・シャドーイングの完成度によっては1日目で次の課題に
進むように提案されます
・2~4日目まで同じサイクルをくり返す - 次の課題へ
注意しておきたいことは以下の点です。
課題の内容を理解せずに、いきなりシャドーイングだけを行っても効果は出づらいです。
まずは教材の内容を確認するのがシャドーイング学習の基本です。
その後、スクリプトを見ながら音声に合わせて発声するオーバーラッピングを行います。
録音時はイヤホンやヘッドホンをつけて行わないと、自分の音声と一緒に課題の音声も録音されてしまうので注意が必要です。
シャドーイングの効率的な学習時間は1日30分~1時間程度とされています。
学習時間が長ければ良いというわけではありません
理由はシャドーイングを1時間以上行うとスクリプトを記憶してしまったり、疲れて舌が上手に回らなくなったりしてしまうからです。
また添削は1日に1回です。
1日に1回しかないので時間をかけて課題を完璧にしてから提出したくなる気持ちはわかりますが時間制限を設けるなどして提出しましょう。
毎日完璧を求めてシャドーイングがイヤになってしまうより「70~80点でも良い」とハードルを下げて継続した方が絶対に身につきます。
体験談|シャドーイングのやりやすさを追求したアプリ
- 自分の録音した発声(音声)を比較できる
- 和訳付きだから、英文の意味がすぐに理解できる
- 音声スピードをカンタンに調整できる
- 難しい箇所を繰り返し聴ける
シャドテンのアプリはシャドーイングのやりやすさを追求した機能を持っています。
ここからはその機能について詳しく解説していきます。
我ながらかなり突っ込んだ内容になっていますので細かく知りたい方は是非とも参考にしてください。
自分の録音した発声(音声)を比較できる
シャドテンは自分の発声(音声)を簡単に録音し聞き返すことができます。
でもシャドテンの録音機能が優れている点を説明するのに、それだけでは説明不足です。
シャドテンの録音機能が優れている点は
- スクリプトを見ながら自分の発声(音声)を聞き返すことができる
- 課題に対する添削者からのアドバイス箇所が見える
- 自分の発声(音声)を聞きながらアドバイス内容を表示できる
これらを1つの画面内で完結させることができる点が優れているのです。
僕の実際の使用している画面をご覧ください。
このことにより進んだり戻ったりするストレスを感じることなく自分の発声(音声)とスクリプト、アドバイスとを比較できるのです。
また録音から提出のプロセスでは、
- 提出するための録音は何度でもできる
- うまくいかなかったら途中で録音をやめても問題なし
- いくつか録音を保存して、提出用の録音を選択可能
というように自分のベストのものを提出するための機能が備わっています。
和訳付きだから、英文の意味がすぐに理解できる
シャドテンのアプリはワンタッチでスクリプトの横に和訳を表示させることができます。
シャドーイングは内容を理解しながら行うことが大切なので、この点もサポートは万全です。
ただし英文や単語の詳細な解説はありません。
これを「デメリット」として評価するのは微妙だと思います
わからない点については自分で調べる必要がありますが、そのプロセスがシャドーイングにとって大切だと思います。
シャドーイング学習で最大限の効果を出すために、僕には「あえて」その機能を省いているようにさえ感じます。
音声スピードをカンタンに調整できる
シャドテンのアプリは音声のスピード調整をカンタンに、しかも細かく調整できます。
WPM をもとに調整できるので自分がどのレベルで音声を聞いているのかがわかります
WPM の設定は10段階で調整することができます。
80 WPM (x 0.62倍速)~ 130 WPM(x 1.00倍速)~ 180 WPM(x 1.38倍速)
うまく聞き取ることができない箇所をスピードを落として聞き直すのにとても便利です。
むずかしい箇所をくり返し聴ける
シャドテンのアプリには「AB再生機能」もついています。
「AB再生機能」
再生中の音声の任意の区間(A-B区間)を指定して、その区間を繰り返し再生できる機能
シャドーイングの課題に取り組んでいると、どうしても聞き取れない箇所、苦手な箇所がでてきます。
その聞き取れない箇所、苦手な箇所だけを何度もくり返し練習したいときに、とても便利です。
シャドーイング練習中に聞き取れている箇所を何度も聞き直すのは意外とストレス
シャドテンのアプリは余計なストレスを徹底的に取り除き、シャドーイングに集中できるよう設計されているのです。
シャドテン無料体験の申込方法
シャドテンの無料体験の申し込みは簡単で3つのステップで完了です。
以下、さらに詳しく手順を紹介します。
- STEP①シャドテンの公式ホームページへ
シャドテンの公式ホームページから「7日間の無料体験をはじめる」をクリックしましょう。
すると以下の画面が表示されます。
「メールアドレス」と「名前」を入力し「お支払い方法を登録する」をクリックします。
次にクレジットカード情報を入力し「申し込む」をクリックします。
- STEP②LINE登録
次にLINE登録をしていきます。
申込をすると以下の画面が表示されるので「LINE友だち登録」をクリックします。
するとQRコードが表示されるのでスキャンをしLINEの友だちに追加しましょう。
- STEP③アプリをダウンロード
友だち登録が完了すると、シャドテン公式からLINEでメッセージが届くのであとはメッセージの説明に沿って、リスニング力診断とシャドテンアプリのダウンロードを進めましょう。
これでシャドテンの無料体験ができるようになります。
シャドテンについてのお問い合わせはお気軽に
本記事ではシャドーイング学習をサポートしてくれるアプリ「シャドテン」の特徴や基本的な使い方について書いてきました。
正直にいってハードルの高さはやっぱり圧倒的です。
シャドーイングという負荷の高い学習法、それをサポートするためのアプリへの高額な自己投資、さらにそれを継続しなければならない意思の強さとモチベーション維持。
ずっと悩んでいて、なかなか始めることができなかった自分を責められません。
でも今は一歩踏み出して決意した自分のことが誇らしいです。
僕はすくなくとも今の時点では半年は継続するつもりでいますので12万円以上を自己投資します。
決して安くないです。
もし「シャドテン」で気になること、聞いてみたいこと、不安があれば当ブログのメールボックスやX(旧Twitter)のリンクからDMなどでお気軽にお問い合わせください。
シャドテンをはじめるかどうか悩んでいるなら僕はちょっとだけ先を走っていることになりますのでアドバイスできると思います。
お互いがんばりましょう。