・スキマ時間をつかって英語学習がしたい
・Audibleを使ってできる英語学習は?
そんな悩みや疑問をもっているあなたにはスキマ時間を使って英語学習ができる「Audible」がオススメです。
本記事ではオーディブルを英語学習にオススメできる理由や具体的な英語学習法を紹介していきます。
また僕が実際に聴いている洋書や英語学習本も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
でも「オーディブルで英語学習するぞ」とハードルを上げすぎないでください
オーディブルは本を聴くこともできるし、英語学習もできるお得なサービス。
このくらいの気持ちではじめましょう。
何事も小さなステップからはじめることが大切ですから。
オーディブルを英語学習にオススメできる理由
- 英語学習を楽しめる
- スキマ時間を英語学習に使える
- 再生速度の調整、巻き戻し・早送りが簡単
- 聴き放題でコストパフォーマンスが良い
- 洋書のラインナップが豊富
Audible(オーディブル)を英語学習にオススメできる理由には5つあります。
それぞれ解説していきます。
❶英語学習を楽しめる
オーディブルを使うと英語学習を楽しめるようになります。
なぜならオーディブルでは自分の好きな洋書を選ぶことができるからです。
どうせ選ぶなら退屈な学習教材ではなく自分が読んでみたいもの、興味が湧いてくるものが良いですよね。
オーディブルなら、それが可能なんです
いきなりハードルを上げずに、楽しんで英語学習をしましょう。
❷スキマ時間を英語学習に使える
オーディブルがあれば、通勤・通学時間、昼休み、ちょっとした待ち時間、入浴時間などあらゆるスキマ時間が英語学習の時間に変わります。
1日のなかでスキマ時間ってそんなにあるかな?
「1日のうちでスキマ時間は平均72.7分」との調査結果もあります。
出典:PR TIMES「スキマ時間に関する意識調査」
つまりスキマ時間を有効活用するだけで、英語学習を1時間できてしまうのです。
またオーディブルはオフライン再生の機能があります。
電波状況、データ通信量を気にせずに「いつでもどこでも」英語学習に取り組めます。
>>車通勤の時間を有効活用!音声だけで出来る英語の勉強方法3選!
❸再生速度の調整、巻き戻し・早送りが簡単
オーディブルなら再生速度を0.5~3.5倍速で調整が可能です。
さらに、30秒単位での「早送り・早戻し」機能もついています。
早送り・早戻しの機能は10~90秒の間で設定可能です
リスニングに慣れるまではゆっくりと再生し慣れてきたら再生速度をあげたり、聞き逃したところをは早戻しですぐに聞き直すことができます。
英語学習の音声データにおいて手間がかかる作業が簡単な操作でできてしまうのです。
❹聴き放題でコストパフォーマンスが良い
オーディブルは月額1,500円で12万以上の作品が聴き放題対象。
- 月額1,500円
- 会員は12万以上の作品が聴き放題対象
- 30日間の無料体験あり
もちろん英語教材以外でも楽しめます
これだけでもコストパフォーマンスが良いのですが、リスニング教材をあれこれ探す時間も省けるので量だけでなく時間のコストパフォーマンスも高いんです。
聴き放題の対象外の書籍は単品購入が必要です。
もちろん月額会員を退会してもその本は手元に残ります。
❺洋書のラインナップが豊富
オーディブルは自伝やビジネス書、小説などのジャンルばかりでなく、児童書、子ども向けの英語絵本も揃っています。
そのため英語学習の上級者から初心者まで自分のレベルに合わせて洋書を選ぶことができます。
英語学習においてこれは大切で、例えば英語学習の初心者の人は児童書から始めることができます。
児童書だからといって侮るなかれ
日本人の子どもがそうであるように英語を母国語として話すことができる子供たちは、両親から児童書の読み聞かせをされて育ち、真似をして英語が話せるようなったわけです。
僕たちもこれを生かさない手はありません。
オーディブルを使った英語の学習方法
- 聞き流し・リスニング
- シャドーイングをする
- ディクテーションをする
それではAudible(オーディブル)を使ってできる英語の学習方法を具体的に解説していきます。
聞き流し・リスニング
オーディブルを使ったオススメの勉強法は「聞き流し」です。
ただし英語をただ聞き流しているだけでは効果は見込みにくいので正しく行う必要があります。
正しく聞き流しを行うためには、どうしたらいいの?
まずは言語脳科学者の酒井邦嘉・東京大学教授の「聞き流し」についてのインタビュー記事を引用します。
音を聞くことは語学の習得において非常に効果的です。ただし、同じものを繰り返し聞くということが重要です。覚えてしまうまで、同じものを繰り返し聞くこと。
出典:Diamond Onlineより
(中略)
初心者にとってはむしろ『ゆっくり』聞く方が効果的でしょう。通常のスピードでも英語の音をキャッチできていない部分があるのに、高速で聞いて聞き取れるはずがありません。ゆっくり聞き始めて、徐々にスピードを上げていきましょう。
まとめますと正しく聞き流しを行うためには、
- 内容を理解しながらゆっくりと聴く
- 自分が簡単だと思うレベルの音声を使う
- 同じ音声を繰り返し覚えるまで使う
となります。
このように聞き流しの英語学習において、自分に合ったレベルの洋書を選ぶことが大切になります。
自分のレベルに合った洋書を選び、理解できる英語の文章をたくさん聴くことによって英語を英語のまま理解できるようになる「英語脳」を鍛えてリスニング力を身につけましょう。
Kindleで洋書を購入してテキストの確認をする
オーディブルで洋書を購入しても字幕機能がないのが唯一の難点です。
自分が理解できるレベルの洋書を選んで学習する場合には問題ありませんが、少し高いレベルの洋書にチャレンジする場合はKindleなどで購入することをオススメします。
シャドーイングをする
シャドーイングとは英語音声を聞きながら、そのすぐ後を音声の真似をしながら復唱していく学習方法です。
聞こえてくる音声の後を影のようについていくところからシャドーイング(shadowing)と呼ばれています。
英語音声に慣れてきたら、このシャドーイングを英語学習に取り入れてみましょう。
負荷は高いですが得られる効果も大きいです
シャドーイングを行うと得られる効果には以下のものがあります。
- 英語のリズムやイントネーションに耳が慣れる
- 英語特有の音に耳が慣れる
- スピーキング力の向上になる
オーディブルは再生速度の調整、巻き戻し・早送りが簡単なので、シャドーイングをするにはもってこいです。
オーディブルがあれば聞き流しだけでなく、シャドーイングもオススメできる学習法になります。
もし本格的にシャドーイングを実践したいならシャドテンをおすすめします。
>>シャドテンの効果と体験談!無料体験から継続を決心した決め手とは
ディクテーションをする
音声を聞いて書き取る学習法である「ディクテーション」もオーディブルを使ってできるオススメの英語学習です。
「いつでもどこでも」というわけにはいきませんがオススメです
ディクテーションは英語の音のつながりや発音を正確に理解するために効果があり、自然な発音を身につけることでリスニング力とスピーキング力の向上が期待できます。
ディクテーションの手順はシンプル。
- 聞き取りやすい英文を選ぶ
- 音声を一文ずつ流して停止し、書き取る
- Kindleなどで購入した洋書でスペルの確認
こうすることで、なんとなく理解していたつもりでも実際には聞き取れていなかった部分を明確にし、弱点を克服していくことができるのです。
英語初心者におすすめできる洋書3選と英語学習本
では、ここからは僕が実際に使用し、特に初心者にオススメできるオーディブルの洋書3選と英語学習本を紹介していきます。
ちなみに僕の英語レベルは
- TOEIC 800点
- 英語でWEB会議やメールを海外の取引先と実施
- 海外出張は北米や北欧を中心に10か国以上
といった具合です。
ぜひ参考にしてください。
Frog and Toad are Friends
まず1冊目としてあげたいのが「Frog and Toad are Friends」です。
今のところ僕が聴いた洋書のなかで、いちばん簡単なものが「Frog and Toad are Friends」です。
使用されている単語は基本単語が多く、ストーリーもシンプルで理解しやすいのが特徴。
聞き流しの英語学習は「自分が簡単だと思うレベルの音声を使って、くり返し聴く」ことが大切でしたが、そういう意味で僕にはぴったりのレベルです。
>>Audibleの無料体験をしてみる
Short Stories in English for Beginners
2冊目のオススメは「Short Stories in English for Beginners」です。
こちらも使用されている単語は簡単なものが多いです。
ストーリーは「Frog and Toad are Friends」ほどシンプルではないので、若干英語の単語レベルは上がりますが、十分理解できるレベルです。
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The Little Prince
3冊目は「The Little Prince」です。
「初心者向け」として挙げられることが多いのですが、初心者向けの聞き流し教材としては「やや難」というのが僕の評価です。
文学的な表現と舞台設定が日常から離れているからだと思います
あくまで「僕レベル」にとってはなので、ぜひご自身に合う洋書を選んでください。
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「赤毛のアン」で英語づけ
英語学習本として『「赤毛のアン」で英語づけ』をオススメします。
この本の優れているところは英文を読み上げた後に日本語訳をつけてくれることです。
洋書の英文だけの聞き流しだと聴き取りが難しい場合かあるのですが、この本では直後に日本語訳をつけてくれるので、使用している単語を想像することができます。
僕は単語の聴き取りで苦戦しましたが、日本語訳とオーディブルの早戻し機能をフル活用して何度も何度も聴き直しました。
集中力を使いますが、聴きとれるようになったときがうれしい!
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「オーディブルで英語学習!」とハードルを上げすぎない
この記事では、オーディブルを英語学習にオススメできる理由、オーディブルを使った英語の学習方法、英語初心者におすすめできるオーディオブックを紹介しました。
まとめますと
- 英語学習に役立つ機能が満載
- スキマ時間の有効活用ができる
- 12万冊以上の作品が聴き放題
- 月額1500円
- 30日間の無料体験
となります。
オーディブルを使った英語学習をぜひ体験してください。
くり返しになりますが、英語学習だけでなくシンプルに読書を楽しむためでも良いと思います。
「英語学習のために!」とハードルをあげるのはやめましょう
僕は通勤時間の半分を英語学習、半分を読書のためにAudible(オーディブル)を使用しています。
無理せずに楽しみながらやることが長続きの秘訣です!