英語日記|書き方・学習効果・継続のコツを知ってあなた専用のフレーズをつくる

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英語学習のコツ

せっかく英語の勉強をしているのに、いざ外国人の方と英語のコミュニケーションの機会が訪れても上手に話せない。

そんな風に感じたことはありませんか?

それもそのはず、なぜなら僕らは自分が伝えたいことを英語で伝える練習をしていないからです。

僕らの日頃しているのは、ビジネスの現場で使うかもしれないフレーズ、日常英会話で使うかもしれないフレーズ、試験に出るかもしれないフレーズの練習をしているのです。

もちろん、それらは必要なものなのですが、テキストに書かれているものを想像してみてください。

テキストに書かれているのは、シチュエーションごとに用意されているフレーズであって僕たち自身が感じたことではありません。

英語日記では、自分自身が感じたことを日記にし、それを英訳することによって自分の生活のなかにある人に伝えたいことを、自分のために用意するのです。

本記事では、英語日記で学習するメリットや書き方を解説していきますので、ぜひ本記事をきっかけとして英語日記をはじめてみてください。

この記事を書いた人
  • 海外事業部20年目の海外エリアマネージャー
  • 日々、英語でWEB会議やメールを海外の取引先と実施
  • 海外出張は北米や北欧を中心に10か国以上
  • オンライン英会話を使ってスピーキング力を強化中
  • TOEIC 独学 800点
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英語日記|3つの学習効果

英語日記で得られる学習効果には3つあります。

  • 日常生活で使用している英単語が身につく
  • スピーキング力の向上
  • 覚えたくなるフレーズだから記憶に残る

それぞれ順番に見ていきます。

日常生活で使用している英単語が身につく

英語日記では、あなたの生活のなかで起きたこと、感じたこと、誰かに伝えたいと思ったことを書いていきます。

そのため自分が使いたいと思っている単語や表現をピンポイントで学び、身につけていくことができます。

たしかに単語を自分で調べたりするので手間はかかるかもしれません。

しかし一度調べてしまえば、その単語はあなたの日常のなかでよく見かけたり、表現したいと思っていることなので自然と復習する機会が訪れます。

日常英会話を身につけたいと思っている方はもちろんのこと、ビジネスにおける英会話力を身につけたい方にもオススメです。

一見すると、あまり意味がないように感じられるかもしれません。ですがビジネスの場面においてスモールトークが必要な場面はよくあります。

会議の前、場所を移動するとき、夕食、このようなシチュエーションで自分が思っていることをさらっと話すことができると場も和みますし、相手との距離も近くなります。

>>海外出張では英会話は必須!英語ができない人へ今すぐできる準備と対策

スピーキング力の向上

英語日記では、まずは日本語で日記を書きます。

そして、そのあとに英訳をしていきます。日本語で書かれたはずの日記なのに、いざ英訳をしようとすると意外な感じですが、これがむずかしいのです。

なぜなら、ちょっとした言い回し、ニュアンスに実は僕たち自身が気がついていないだけで、高度なレベルの日本語が使われているからです。それをそのまま英語にするのは、やはりむずかしいのです。

このときに大切なのが、自分が日記のなかで一番伝えたいと思っているポイントをつかむことです。

そして、その一番伝えたいことをいかに別の言い方で、シンプルな文の構成で伝えることができるかを考えることです。

このシンプルな表現に文の構成を再構築する力こそがスピーキング力の向上になるのです。

僕はビジネスにおいて、英語がまったく話せない方の通訳をすることがあります。

英語がまったく話せない方の共通点は、頭のなかにある伝えたいこと、日本語をそのまま英語にしようとしていることです。

逆に僕のしていることは、伝えたいと思っている内容の日本語を聞き、瞬時に「この内容が伝わればいい」という話のポイントを判断しています。

そして、あとは話のポイントが伝わるように文章を再び簡単な表現で組み立て直しているイメージです。

このようにシンプルな表現に文の構成を再構築する力はスピーキング力の向上になるのです。

覚えたくなるフレーズだから記憶に残る

単語帳や例文集をつかって学習し、英語を覚えていくことは大切です。

でも、たとえばその例文のことを好きになれるでしょうか?あなたの生活とはまったく関係のない、一生のあいだで使うかどうかもわからない例文を、ただ試験のためだけに好きになれるでしょうか?

英語日記が優れている点は、自分が書きたいと思っている文章が書けたときはシンプルに嬉しく、愛着がわき、自然と何度も音読をしたくなるところです。

なぜなら、それは自分で考えた例文だからです。いずれは使う可能性が極めて高い、むしろSNSを使って英語ですぐにでも発信したっていいレベルくらい、誰かに伝えたいのです。

試験での頻出レベルは低いかもしれません。

ですが、あなたの人生においては頻出フレーズなものばかりです。覚えない理由がありません。

その結果、いざ伝えたいと思った場面になったときには、あせることなく表現することができるようになっています。

英語日記|準備するもの

英語日記を始めるにあたり準備するものは、日記を手書きをする場合はノート、スマホを使用する場合はメモアプリとなります。それぞれメリット、デメリットありますので解説していきます。

ノート・筆記用具

日記といえば手書きのイメージです。机に座ってその日にあったことを思いだしながら、時間をかけてゆっくりとノートに書いていく。すてきな時間の使い方です。

メリットとデメリットは以下の通りになります。

メリット:紙に書くことで記憶に定着しやすい
デメリット:書く場所が必要

英単語を手書きするので記憶に定着しやすいのがメリットです。反対にデメリットは思い立ったときにすぐに書けないところです。

スマホ・アプリ

スマホにはメモアプリがもともと入っています。このメモアプリを活用して日記を書く方法もオススメです。

メリット:場所を選ばない。SNSでの発信、WEB上で添削がすぐにできる
デメリット:単語の自動変換機能がある

スマホアプリのメリットはなんといっても、いつでもどこでもすぐメモができるところです。

またコピーや貼り付けも簡単なので、メモアプリに書いた日記をSNSで配信したり、誰かに読んでもらうために送信することも手軽に行うことができます。

デメリットは単語の自動変換機能を使ってしまうので単語が記憶に定着しにくいところです。

英語日記|書き方5つの手順

英語日記の書き方を以下の5つの手順にわけて解説します。

  • 日本語で日記を書く
  • 要約する
  • 英訳する
  • 音読する
  • オンライン英会話で添削してもらう

それぞれ詳しく解説していきます。

日本語で日記を書く

意外に思われるかもしれませんが、まずは思ったままに日本語で日記を書いてみてください。

なぜなら最初から英文で書こうとしたり、あとで英訳することを意識すると、自分が知っていそうな単語や表現だけを選んでしまうからです。

日記は断片的な描写でも問題ありません。自分のとなりに誰かがいると思って感じたこと、思ったことを口に出さない代わりに書きとめておきます。

要約する

自分の書いた日記を要約し、短く要約します。

この英語日記において最も大切なことは継続することです。

なるべく長文にして「たくさんの英単語を学びたい」という気持ちはわかりますがハードルが高いと継続がむずかしくなってしまいます。

要点をしぼり、英文の量は2~3行にしましょう。

たとえ2~3行であっても、そこにはあなたの知らない単語や表現がいくつも含まれた英文になります。

それを毎日継続したら、ものすごい学習量です。

まずは、2~3行からはじめてみましょう。

英訳する

要約した日記の英訳をしていきます。

どのような単語をつかったら良いかわからない場合はインターネット、辞書アプリ、辞書をつかって調べましょう。

どのような文章をつくったら良いかわからない場合は、ChatGPT、DeepL翻訳、文法チェックではgrammarlyなどを活用するのがオススメです。

これで、あなたの人生にとっての頻出フレーズが完成しました。

音読する

自分で書いた英語日記は音読をするようにしましょう。

英語日記は、英語の文章を書くことだけが目的ではなくて、いざ自分が伝えたいことが現れたときに、それをすぐに伝えることができるように事前準備をしておくトレーニングでもあります。

せっかく準備をしたのに発音がわからなかったから言いだせなかった、というようなことはもったいないです。

何度も声にだしておいてすぐに使えるようにしておきましょう。

それはつまり、ライティングスキルもスピーキングスキルも両方、身につけるということでもあります。

オンライン英会話で添削してもらう

英語日記の最大の壁は、その英文が正しいのかどうかがわからない、という点です。

いくら最新のAIで英文を作ってもらったとしても「本当にネイティブはこんな言い方するのかな」という疑いはぬぐいきれません。

そういうときこそ、オンライン英会話を活用しましょう。

こちらにつきまして次項でさらに詳しく解説します。

英語日記|オンライン英会話を活用する方法

自分の書いた英文が文法的に正しいのかどうかを確認する方法にオンライン英会話を活用する方法があります。

ここでは具体的に4つの方法を紹介していきます。

  • レッスン前のスモールトークで試してみる
  • レッスン時に「添削してほしい」と伝える
  • 使いたいフレーズにあったレッスンを選ぶ
  • 添削などの専用のレッスンを受ける

レッスン前のスモールトークで試してみる

通常、オンライン英会話はあいさつもなくレッスンが始まったりしません。必ず簡単なあいさつやスモールトークから始まります。

「今日の天気はどう?」「今日の気分は?」と聞かれるので、その時間で日記に書いた内容を話してみましょう。

レッスン時に「添削してほしい」と伝える

スモールトークのなかで、うまく日記の内容を話すことができそうにないときは最初からチャットボックスを利用して「この日記を添削してほしい」と伝えるのも良いでしょう。

使いたいフレーズにあったレッスンを選ぶ

自分の作った英文を、そのまま出すのを気恥ずかしく感じる方は日記の内容にあったレッスンを選んでみても良いでしょう。自然と日記で書いたフレーズを使う機会が訪れるかもしれません。

添削などの専用のレッスンを受ける

どうせなら添削を専門にしたレッスンを受けたい方には、Bizmatesのオンライン英会話プログラム「Assist Lesson」がオススメです。

ライティング添削・プレゼン練習・面接対策など、自分の目的に合わせたレッスンを受けることができます。

>>Bizmates(ビズメイツ)の評判・口コミを実際にビジネスで英語をつかっている僕が分析してみた!

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英語日記|継続するための4つのコツ

英語日記を継続するためには4つのコツがあります。

  • 完璧を求めない
  • 思いついたときはすぐにメモする
  • 日記を書く時間と英訳をする時間を分ける
  • SNSに投稿する

それぞれ解説していきます。

完璧を求めない

日本語の日記も、英訳も完璧を求めないようにするのが継続のコツです。

英語日記のひとつの目的は「自分専用の英語フレーズを身につける」ことです。たしかにキレイな表現や単語を使いたくなります。

ですが、そのさらに一歩先の目的は「英語をつかったコミュニケーションをする」ということだと思います。

キレイなフレーズを数個だけもっているより、たとえ不格好でも自分の気持ちを表しているたくさんのフレーズを持っている方がコミュニケーションにおいては役に立ちます。

思いついたときはすぐにメモする

僕は日記を書く場合はスマホのアプリを使うことが継続のコツだと思っています。

その理由は、日記の題材となるようなことを感じたとき、思いついたときに肌身離さず持ち歩いているスマホであれば、すぐに記録をしておけるからです。

「あとでメモしよう」と考えていると書く内容というのはすぐに忘れてしまうものです。

日記として書けるようなものを感じたとき、思いついたときはすぐにスマホのメモアプリなどに記録しておきましょう。

たとえ数語であっても、あとで日記として書こうと思っていた内容を思いだすことができるので効果的です。

日記を書く時間と英訳をする時間を分ける

日記を書く時間と英訳をする時間を分けるのもコツです。日記は書き慣れていないと、たとえ数行の日本語の日記であっても、むずかしく感じてしまいます。

そして、やっと書き上げた日記をさらに英訳をするとなると時間がかかってしまい、いずれ苦痛になり長続きさせることがむずかしくなってしまいます。

日本語の日記はすぐに書いておける状態にして、書けるときに書いてしまいましょう。

そして英訳をするときは、英訳だけに集中する時間を決めておき、すぐに英訳を始められるようにしておけば負担が軽くなり継続しやすくすることができます。

SNSに投稿する

英語日記をSNS上で発信するとリアクションがあり継続のモチベーションになります。

またSNS上に発信するメリットは自分の書いた英語日記を読み直すきっかけになることです。

たとえば「いいね」がついた場合、どの日記に「いいね」がついたかを確認しにいくでしょう。あるいは、新しい投稿をする前には過去の自分の英語日記が目についたり読み返したくもなるでしょう。

自分の書いた英語日記を生活のなかで自然と目に入る状態をつくってしまうことにより、記憶に定着させることができます。

英語日記|あなたのための頻出フレーズ

本記事では英語日記から得られる学習効果、英語日記の書き方、継続するためのコツを書いてきました。

英語日記を始めたからといって、すぐにフレーズを使う機会が訪れたということはないかもしれません。

でも毎日少しづつ継続することによって、使う確率はあがっていきます。

そして、いつか自分が伝えたいことがあったときに「あっ、あのフレーズを使えばいいんだ」という瞬間が必ず訪れます。

そのときの喜びはひとしおのものとなります。

なにせ、あなた自身が、あなたのために準備したフレーズなのですから。

そんな英語学習法の英語日記、ぜひ試してみてください。

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