「おもてなし英会話」これほど日本人の「おもてなし」を表しているものがあるでしょうか?
・もっと英語を上手につかって接客をしたい
・観光案内ができるように英語を身につけたい
・日本のことをもっと外国人の方に伝えたい
これらはすべて、今はまだ目の前にいない外国人のための心配りであり、まさに「おもてなし」の心、そのものなのだと思います。
ですが、たしかに接客やボランティア活動、観光案内、日本文化について英語で学ぶ機会は少なく、どのように勉強をすれば良いかわかりません。
僕は海外営業歴20年、海外からのお客様を観光に連れて行ったりしますが、やはり同じような悩みを持っています。
そこでオンライン英会話のQQEnglishのカリキュラム、「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のレッスンを受けてみたところ、
「このレッスンを受ければ接客や観光案内に自信がもてるようになる」
ということがわかりました。
本記事では「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のレッスンを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
QQEnglishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」ってどんなカリキュラム?
QQEnglishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」。元々は東京オリンピックの開催に合わせて作られたカリキュラムです。
そのためレッスンには、外国人の方に対して英語をつかって「おもてなし」ができるようになるために、外国人との英会話が必要となる、さまざまなシチュエーションが用意されています。
「O-MO-TE-NA-SHI英会話」では、これらのシチュエーションを通して、外国人との日常のコミュニケーションで使えるフレーズや日本の文化や伝統を外国人に伝えるための語彙力を学びます。
そして何より、日本人として知っておくべき日本の文化と伝統を学び直すことができるように設計されています。
2021年の東京オリンピック前は、それなりの人気カリキュラムだったそうですが東京オリンピック後の現在では一時期の人気は落ち着いたそうです。
とはいうものの、訪日外国人はコロナ後の渡航制限緩和によっては再び増加しており、それにともない英語を活かしたボランティア活動への参加意欲も高まっています。
「O-MO-TE-NA-SHI英会話」は底堅い人気カリキュラムになるに違いありません。
QQEnglishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」の難易度は「初級~初中級」レベル
QQEnglishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」の難易度は「初級~初中級」レベル、QQEレベルのLv2~Lv5に設定されています。
ただ「初級~初中級」とはなっていますが参考程度に考えておきましょう。
あとで詳しく説明していきますが「O-MO-TE-NA-SHI英会話」では日本の文化や伝統を伝えるためのレッスンだということもあり、難易度が高い単語を使用するレッスンもあるからです。
自分の英語レベルがQQEレベルではどのくらいのレベルとなるかについてはQQEnglishの無料体験で知ることができます。
QQEnglishでは全2回の無料体験レッスンがあり、初回レッスンでは必ずレベルチェックが行われます。
ただこれはQQEnglishでの評価であってTOEICなどのように一般的なものではありません。こちらもカリキュラムを決めるときの参考として考えれば良いです。
結果はレッスン終了後すぐに登録したメールアドレスに届きます。無料診断のようなものなので気楽に受けてみましょう。
最初の一歩をスタートさせることができます
もちろん「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のカリキュラムは、初回レベルチェックの結果に関わらず、誰でも受講可能です。
>>QQEnglishの初回レベルチェックは厳しい?内容と結果を解説します!
QQEnglish「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のレッスン構成
- レッスンは BEGINNER(初級)とADVANCED(上級)の2つのレベルがある
- BEGINNER(初級)では16Unit、ADVANCED(上級)では15Unitが用意
QQEnglishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」では、BEGINNER(初級)、ADVANCED(上級)と2つのレベルが用意されています。
それぞれ特徴があるので解説していきます。
BEGINNER(初級)の特徴
- さまざまなシチュエーションが用意されている
- 外国人を接客をするときのフレーズが学べる
BEGINNER(初級)では、外国人を「おもてなし」するのに必要なフレーズを、さまざまなシチュエーションを通して学ぶことができるようになっています。
初級レッスンで用意されているのは、以下のような外国人と英会話が必要になりそうな8つのシチュエーションです。
特徴的なのは「タクシーでの会話」や「レストランでの会話」です。
これらのレッスンでは、タクシーの運転手やレストランのスタッフとして外国人を接客するのに必要なフレーズを学ぶことができるレッスンになっています。
たとえば、レストランでの接客であれば「お飲み物はいかがですか?」というフレーズを使ったロールプレイを行うことができるといった具合です。
日頃から外国人の観光客を接客する機会が多いサービス業の方、英語に磨きをかけてもっとコミュニケーションを取りたい方にはオススメのレッスンとなります。
ADVANCED(上級)の特徴
- 日本の文化や伝統を学ぶことができる
- 日本の文化や伝統を説明するための語彙力を身につけることができる
ADVANCED(上級)では、日本の文化や伝統の基本を学び直し、また日本の文化や伝統を説明するための語彙力を身につけることができるようになっています。
具体的には以下の日本の文化や伝統についてのレッスンが用意されています。
僕は仕事上、外国人のお客様をよく接待するのですが、日本の文化や伝統は海外でもよく知られているので質問を受けることが多いです。
このようにボランティア活動として日本の観光案内、日本の文化を紹介したい方はもちろんですが、外国人と接点があるビジネスパーソンにとってもメリットがあるレッスンです。
日本人として知っておくべき知識と教養を身につけて、日本のことを正しく説明できるようにしておきたいものです。
>>海外出張では英会話は必須!英語ができない人へ今すぐできる準備と対策
QQEnglishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」を受けた体験談
それでは実際に「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のレッスンを受けた体験談を書いていきます。
「O-MO-TE-NA-SHI英会話」を体験してわかったこと
日本には世界に誇れるすばらしい文化や伝統が数多く存在しています。
僕たち日本人にとっては、どれも馴染みのある季節の行事であったり、テレビやネットなどで気軽に観ることができる伝統芸能、趣味の教室で体験ができるものなど生活に根づいたものばかりです。
ですが、たとえばどれか1つでいいから「どんなものなのかを具体的に英語で説明して?」といわれたら困ってしまうのではないでしょうか?
生け花って何ですか?と聞かれたどのように答えますか?
質問に答えるのがむずかしい理由に、日本の文化や伝統を説明するために必要な英単語を知らない、ということがひとつあるでしょう。
ただ何よりも日本の文化や伝統について説明する知識がそもそもないことが大きな原因になっていることにも気がつかされました。
レッスンでは日本の文化や伝統の基本情報と合わせて、英語で説明する場合に必要な語彙力を身につけることができるようになっています。
その両者を同時に学び、身につけることができるレッスンが「O-MO-TE-NA-SHI英会話」だということがわかりました。
・生け花
一般的に生け花は仏教とともに伝来した仏前の供花(くげ)が始まりだとされています。
「華道」として発展していくのは室町時代なのだそうです。
「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のレッスンの流れ(ADVANCED)
「O-MO-TE-NA-SHI英会話」のレッスンは以下の流れで行われました。
- レッスンで学ぶ単語の確認
- 空欄補充問題を使った理解度チェック
- 発音と英文の理解度チェック
- 教師とのロールプレイング
- トピックに関するリーディング
- 質疑応答
1つ1つ見ていきましょう。
①レッスンで学ぶ単語の確認
まずはレッスンで学ぶ単語の発音や意味の確認から始まります。単語レベルが高いこともあり、日本語訳が用意されています。
②空欄補充問題を使った理解度チェック
会話形式の空欄補充の問題を解いていきます。僕はすぐにわからなかったので教師に質問をしたのですが、ヒントを出してくれながら丁寧に解答に導いてくれました。
③発音と英文の理解度チェック
会話文をリーディングするなかで発音に誤りがあったので指摘してくれました。正しく発音をするまで丁寧にくり返しアドバイスをくれます。
④教師とのロールプレイング
ここでは教師から「覚えてしまうくらい何度もくり返し読むといいよ」というアドバイスがあり、教師とロールプレイをくり返し行いました。
⑤トピックに関するリーディング
ここでも単語がむずかしかったので、しどろもどろになってしまいましたが1つ1つ、意味や発音を教えてもらいながらレッスンが進みました。
僕にとっては全体として単語がむずかしかったので、教師に質問をしてばっかりのレッスンになりました。
ただ教師の方も十分理解していて「わからないのは当然」「ここで覚えればいい」というスタンスだったので、とてもためになるレッスンとなりました。
「O-MO-TE-NA-SHI英会話」を活かしたボランティア活動
世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて出していた「緊急事態宣言」が終了し、2022年末には訪日外国人の日本への渡航制限が緩和されました。
そのことにともない、訪日する外国人の数は再び増加傾向にあります。
また「働き方改革」「ワークライフバランス」「少子高齢化」など、社会や労働環境のさまざまな変化によってボランティア活動への意識にも変化が表れています。
このような状況下において、英語をつかったボランティア活動をしたいと考える方も増えているのではないでしょうか?
僕は日本語教師のボランティア活動をしていたことがあります
ここでは「O-MO-TE-NA-SHI英会話」を活かせる、英語をつかったボランティア活動を紹介しているサイトを3つ取り上げます。
TOKYO FREE GUIDE
TOKYO FREE GUIDE (TFG) は観光ボランティアガイド活動を行っている特定非営利活動法人です。
具体的には、訪日客に日本の文化をより深く知ってもらうことをサポートするために、希望する場所へのご案内(ガイド)を行います。
定まった観光ルートはなく、訪日される方との事前のメールのやりとりで興味や希望を聞きだして決めていくそうです。
メリットは世界90カ国以上の方々に出会えるチャンス、学んだ英語が活かせること、また日本の文化や地域のよさを再発見できるところです。
エンガイド
英語力のある方と地域の人々を連携して日本文化を世界に発信し、日本の国際化さらに次世代への文化継承にもつながると考えているボランティアがエンガイドです。
地域の観光案内だけでなく、茶道、書道、俳句など文化体験の案内のボランティアも求めています。
参加条件の英語力については「ボランティア活動を通じて身につけていきましょう」というスタンスなので、初心者でも挑戦できますね。
東京シティガイドクラブ
NPO法人東京シティガイドクラブは、東京観光ボランティアグループであり、公益財団法人東京観光財団が実施している「東京シティガイド検定」の合格者が主なメンバーとなっています。
英語、韓国語、中国語をはじめ、文芸、マンガ・アニメなどの専門グループがあり外国人を案内できるように研修会も行われています。
自分の興味ある分野を外国人の方にどのように伝えるのかを考えるのも楽しそうです。
QQ Englishの「O-MO-TE-NA-SHI英会話」で「おもてなし」を学ぶ
一般的には英語を学習する目的というのは仕事や昇進、試験のためというのが大多数です。
でも「O-MO-TE-NA-SHI英会話」を学ぶ目的は、外国人を「おもてなし」したいという日本人ならではの精神や美徳からくるものです。
そう考えると、もちろん英語が上手に話せるに越したことはありませんが、大切なのは「おもてなし」をしたいという気持ちなのかもしれません。
たとえ上手に話せなかったとしても、外国人の方と外国語でコミュニケーションをすること自体、それだけで喜びがありますから。
ただ今より、ほんの少しだけ自分の気持ちが相手に伝わったら、うれしいですよね。