海外出張では英会話は必須！英語ができない人へ今すぐできる準備と対策

もっと先だと思っていたのに突然の海外出張。ビジネスパーソンであれば充分あり得ることです。

・英語ができないのに何を準備をしたらいいんだろう？
・今からできる英語の対策は何だろう？

本記事ではそんな疑問について解説していきます。

僕は海外営業という職について20年の経験があります。初期の頃は英語力がまったくない状態で出張をしていました。

今では、英語の初心者と一緒に海外出張をしたり、初期の頃の僕と同じように英語力がない状態で海外出張に行く上司、同僚、部下にアドバイスをする機会が増えるようになりました。

そんな様々な経験をしている僕が、英語ができない状態で海外出張に行く人に向けて海外出張で本当に必要な準備とリアルな体験を紹介していきます。

もし出張前に英語力に対して今すぐできることは？と問われれば僕は即答できます。それは「オンライン英会話」です。

なぜなら海外出張を終えた人は必ず「オンライン英会話をやっておけば良かった」と言うからです。

本記事を通してあなたが不安に感じている海外出張を、安心して乗り越えることができるようになれば幸いです。

この記事を書いた人

海外事業部20年目の海外エリアマネージャー
日々、英語でWEB会議やメールを海外の取引先と実施
海外出張は北米や北欧を中心に10か国以上
オンライン英会話を使ってスピーキング力を強化中
TOEIC 独学 800点

オンライン英会話 Bizmates（ビズメイツ）

英語ができない人が海外出張の準備ですべきこと5選
英語ができない人が海外出張で気をつけるべきこと3選
海外出張までに必要な英語力を身につける方法

英語ができない人が海外出張の準備ですべきこと5選

英語ができないのに海外出張！？

と焦る気持ちはわかります。ですが、ここはまず落ち着きましょう。きちんと準備さえすれば案外たいしたことではありません。

それでは英語ができない人が海外出張の準備ですべきこと5選を解説していきます。

海外出張の目的を明確にする
簡単な挨拶やフレーズを覚える
出張先の文化について調べておく
仕事で使いそうな用語を調べる
英会話のトレーニング

海外出張の目的を明確にしておく

海外出張が決まり、英語ができないから焦って英語の勉強から準備を始めてしまう人がいるかもしれませんが、まず最初にしてほしいことは、海外出張の目的を明確にすることです。

このインターネットの時代にメールでもなくWeb会議でもなく、わざわざ海外出張をしFace to Face のミーティングが必要なのです。つまり、その出張の目的は非常に明確になっているはずです。

それは例えば、価格交渉の成立させる、品質トラブルの解決、新規顧客の開拓、展示会での情報収集などが海外出張の目的なのかもしれません。

まずは、そこを理解すれば自分が海外出張で任されること、期待されていること、あげるべき成果が明確になり、そして準備すべき英語の資料であったり、英語のフレーズもわかってきます。

海外出張の目的を明確にすれば準備すべき英語も見えてくる

海外出張ではあなたの現地での流暢な英語が評価されるのではなく、あなたの成果が評価されるのです。しっかりと目的に沿った準備をしましょう。

簡単な挨拶やフレーズを準備しておく

簡単な挨拶のフレーズ、自己紹介、は使えるように準備しておきましょう。僕の経験上、どんなに英語の初心者であったとしても、みんな挨拶だけはできるように準備してきます。

今や小学校でも教えられています基本的なフレーズです。

・Nice to meet you.
（はじめまして）

・My name is ○○○
（私の名前は○○○です）

・How are you today?
（お元気ですか？）

それよりもミーティング前のスモールトークでよくある話題についても簡単な準備をしておくと余裕が生まれますので紹介しておきます。自己紹介した後の無言は気まずいですからね。

スモールトークのネタを準備しておこう

僕の経験と過去のデータに基づく5大スモールトークを紹介しておきます。

日本の気候や天候はどうなのか？
どこの航空会社を使ったのか？
機内食やサービスはどうだったか？
フライトのルートや遅れはなかったか？
時差の疲れはないか？

このあたりは当たり障りがなく、海外の会社と取引をするビジネスパーソンの共通の話題であったりするのでよく聞かれます。「どこそこの航空会社はサービスが悪いよな(笑)」などと、案外盛り上がります。

ひとしきり盛り上がった（盛り上がらなくても）後に、「なるほど、そうですか。では、そろそろ会議をはじめましょうか？」という流れが作れます。

>>【体験】QQEnglishのトピックカンバセーションはスピーキング強化に効果的！

出張先の有名人やスポーツ、イベントについて調べておく

よく「海外の文化、風習、マナーを調べろ」といわれていますが、それほど神経質になる必要はないと考えています。人として最低限のマナー（差別発言をしない、妙なスラングを使わない）さえ守れば十分です。

人として最低限のマナーは守ろう

それよりも出張先の有名人、盛んなスポーツを調べておいた方が食事などフリートークが必要な場面で役立ちます。

またオリンピックなど世界的なイベントが開催されている時は訪問国について調べておくと盛り上がります。

相手も同じように準備をしているものなので、逆に日本の著名人のファンだと言ってくれたり、どのスポーツが盛んなのかと聞かれたりする場合もあります。

個人的にはヨーロッパ出張時はサッカーの話題が多く、北米出張時は野球、バスケの話題が多くなります。

仕事で使いそうな用語を調べる

海外出張の目的を明確にしてあれば「これだけは伝えたい」「このことだけは説明する必要がある」という内容があるはずです。

その場合、難しい単語だけど、どうしても使用しなければならないものも出てくるはずなのでリスト化するなど準備をしておきましょう。特に技術、開発、品質関係の案件では多いはずです。

英会話に慣れておく

たとえ短い準備期間であってもオンライン英会話などで英会話に慣れておくことをおすすめします。

相手の話していることが理解できない理由の1つに最初から「わからない」と決めつけている場合があります。その「わからない」という恐怖心に慣れておくだけでリスニング力は上がります。

オンライン英会話で恐怖心に慣れておけばリスニング力は上がる

そもそも僕の経験上、どんなに英語が苦手だという人も実際の仕事の場面になると相手が話していることはおよそ理解できます。

また、リスニングと同時にスピーキングにも慣れておくことが大切です。

英語は単語を並べれば相手に伝わります。それがビジネスシーンならば尚更です。たとえ単語を並べただけでも「相手に伝わる」という感覚に慣れておけば自信になります。

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英語ができない人が海外出張で気をつけるべきこと3選

英語ができない人が海外出張で気をつけるべきことは3つあります。ちょっとメンタル面によるところがありますが案外大事なことです。

英語ができないことを事前に伝えておく
聞き取れなかった場合は必ず聞き返す
英語ができなくても自信を持つ

それぞれ詳しく書いていきます。

英語ができないことを事前に伝えておく

英語に自信がない場合は、挨拶の時などに伝えておくことは良い案だと思います。出張前にメールなどでそのことを伝えておくのも1つの手です。僕もよくこの手を使います。

ただ注意したいのは、ただ「英語が苦手です」と伝えるのではなくて「苦手ですがベストを尽くします」など、きちんと相手の話を聞こうとする気持ちがあること、出張の目的を果たす気持ちがあることを伝えておくことが大切です。

「英語が苦手です」だけではなくて「苦手だけど頑張ります」と伝える

いくつか事前に伝えておくときのフレーズをご紹介します。

・My English isn’t very good, but I’ll do my best.
（私は英語が上手ではありませんが、ベストを尽くします）

・I’m not very good at English, so if I make any mistakes, please tell me.
（英語は得意ではないので、もし私が間違っていたら仰ってください）

・I’m a beginner in English, so please speak more slowly.
（私は英語の初心者なので、もう少しゆっくり話してください）